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お部屋訪問 ページ30

逃げられそうもないしそもそも合流しようと思ってたペパー君がここにいるので、大人しくキッチン傍の備え付けダイニングチェアに座って部屋の中を見回すペパー君を見つめる。

「なんか、こんなに部屋ん中殺風景だったか?」

『…あんまり寮に居なかったから。
必要最低限の物しか置いてないんだよね』

「プラトタウンの部屋は割とぬいぐるみとか漫画とかあったろ?」

『部屋にいてもやることないし、強くならなきゃって思ってずっとバトルしかしてなかったし…』

「お前なぁ…いや、流石って言うかブレねぇって言うか」

『そうかな。ペパー君とマフィティフ、あと相棒以上に大事なもんがないだけだよ』

いつものリュックの中からサンドウィッチの材料を出してキッチンで手際よく作っていた手が止まる。
?何か気に障ることでも言っちゃっただろうか。

「また、無自覚ちゃんなのか?」

『?何を?』

「Aは友達としてって言ってんだろうけどさ、好きな子からそんな事言われたら期待するに決まってんだろ?」

『期待…?っいや違っ別にペパー君の事大好きすぎるわけじゃないからね!?』

「その反応はちょっと傷つくけど!
別に今はそう思ってくれてりゃいいさ、逃がさねぇし」

ニッコリ笑って慌てる私の口にハムの切れ端を放り込むの、ちょっと怖い。
ブリムオンと言いなんかちょっと拗らせてる人に好かれやすいのかな、それは厄介だ。

どうしてこうも歪んじゃったんだ?って首を捻る私を他所にペパー君がカウンターキッチン越しにホカホカのサンドウィッチとココアを出してくれた。

『うぅん、流石私の好みを把握してるなぁ』

「ちょっと離れてたくらいじゃ忘れねぇよ」

『それもそうか、いただきます』

「どーぞ召し上がれ、喉つまらせんなよ?」

うん、やっぱりペパー君の作るサンドウィッチが1番美味しい。
それこそお母さんのサンドウィッチよりも食べた馴染む味って感じなんだよなぁ

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ユキワラシ(プロフ) - ごーやちゃんぷるさん» 初コメありがとうございます!大好きだなんて言っていただけて大歓喜です!!再開後もご期待に添えるよう頑張ります!(´∀`) (2023年1月10日 21時) (レス) id: c5899b6e8a (このIDを非表示/違反報告)
ごーやちゃんぷる(プロフ) - ついに本格的に再開ですかね?!初コメ失礼します!主人公ちゃんとペパー君の絡みとかアオイちゃんとの絡み大好きです!これからも無理しない程度で更新してくれると有り難いです!頑張ってください! (2023年1月10日 21時) (レス) @page22 id: 83514816a4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユキワラシ | 作成日時:2023年1月4日 23時

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