《21》目の下のクマ。 ページ22
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紫原「Aちんおはよ〜」
『おはようございます』
紫原「え、何そのクマ。寝てないの?」
『少し、、(苦笑)』
紫原「……遠征、だいじょーぶなのー?」
『…』
紫原「……行きたくないなら無理しなくていいじゃん。テキトーに嘘ついて休めば」
『でも……』
・
紫原「…」
紫原くんは優しい。
こうして私を守ろうとしてくれるのだから。
紫原「てかAちん今日は送ってくかんね、あの人たちAちんに何するわわかんないから」
・
『ふふ、大丈夫だよ。みんな良い人、みんな好きだよ』
私がそう言うとさっきまでつまらなさそうにしていた紫原くんが笑顔になった。
・
紫原「やっぱ俺、Aちんの笑顔見てるのが好き」
『えっ、』
紫原「あ、別に、そういう意味じゃねーかんねー」
『わ、わかってますっ、』
だけど嬉しかった。
私という存在を見てくれているのだから。
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になってます もう更新されないのでしょうか? (2019年7月1日 8時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もとかわ | 作成日時:2019年1月14日 19時