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食事や排泄、風呂などはちゃんと出来た。睡眠はこんな状況で寝たくも無かったが、身体は正直で、たまに眠ってしまった。
ずっとずっと同じ部屋に閉じ込められて正直発狂しそうだった。でも、たまに部屋の外に出されたかと思えば、白衣を着た男になにやら怪しげな事をされた。
実験、とかいうやつだと思う。
連れて行かれる度に人も部屋も変わるからされることも違う。でも部屋は大方どれも映画でしか見たことの無いような色んな機材が置かれた部屋だった。
実験というのは死ぬほどのものではない。でも多分一歩間違えたら死ぬんだろう。
中身の分からないものを注射されるというのが主なものだ。でも、その状態で食事を与えられなかったり、殺されかけるような事もあった。そっちの方が精神的にきつい。
私は結局死んでない。でも身体も心もぼろぼろだった。
何回目か分からない実験の後、私は再びあの白い部屋に戻された。
もう誘拐されてからどのぐらい経ったかなんて覚えていない。思い出す気すら無くなっていた。
ただただベットの上で踞るだけ。何を考える事も無く。
私の心はもはや無に近かった。
何回か食事が提供された後、私はまた部屋から出された。
促されるまま静かにその人についていく。その人はやっぱり見たことが無かった。
ここの奴らはどいつもこいつもロボットみたいで気持ち悪い。
しばらく歩いて私はある部屋に入れられた。
私を案内していた奴は私を部屋に入れた後、そそくさとその部屋を離れていった。
この部屋はこれまでの部屋と同じようによく分からない機材が置いてある部屋だった。
ただ、これまでの部屋と違う点を上げるなら、機材の数は少なく、その代わり色々な本が置いてあることだろうか。
その部屋の奥に、人がいる気配がする。
まぁそんなこと、当たり前なのだが。
よくよく聞けば「よいっしょ...」と男の声がして、その声は段々こちらに近付いてくる。
いつもなら部屋に入ってすぐに拘束されたりするのだが、今はされていない。
つまり逃げようと思えば逃げられる。
だけど私は、逃げなかった。
全てを諦めたから。
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メロディ(プロフ) - 翡翠さん» いえいえ〜こちらこそリクエストありがとうございました！ (2020年4月29日 10時) (
レス) id: 1e2bac22f6 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - リクエストに答えてくれて、ありがとうございます！ (2020年4月29日 9時) (レス) id: 48eb906cb5 (このIDを非表示/違反報告)
メロディ(プロフ) - らのらのさん» rdですか....分かりました！書くかは分からないですが考えてみますね〜！教えて頂きありがとうございました！ (2020年4月20日 17時) (レス) id: 1e2bac22f6 (このIDを非表示/違反報告)
らのらの - メロディさん» はい！お願いします！ところで「花吐き病」を奇病のやつとしてやるのなら夢主さんがらっだぁさんに恋をして________というのを見てみたいですね！別に誰でもいいのですが……自分、らっだぁさんが推しなので…！ (2020年4月20日 11時) (レス) id: 194ccaa0c1 (このIDを非表示/違反報告)
メロディ(プロフ) - らのらのさん» 「花吐き病」ですか....。確かにタイトル的にもあってますね〜！教えて頂きありがとうございます！調べてみますね〜！ (2020年4月19日 13時) (レス) id: 1e2bac22f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メロディ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/merodexi032/
作成日時：2020年1月26日 21時
