スパルトス ジャーファル 5 この二人が飲み比べ ページ45
A「…!!?
い、いや、そうではなくて!」
まずいっ…
Aは瞬時に判断し、スパルトスとジャーファルの間に腰掛けた。
A「はいっ、ジャーファルさん、隣来ましたけど……っわぁっ!?」
二人の間に移動した直後、
安心したのか、ジャーファルはこてん、とAにもたれ掛かって寝てしまった。
A「え、え……えーと…///」
スパルトスは焦るAを横目に、勝ちが見えたと言わんばかりに杯を傾ける
スパ「……ジャーファルさんが11だから、あと二杯で私の勝ちだな。」
A「飲み比べしてたんですか!?」
スパ「ああ」
空になった杯にもう一度酒を満たすと、一気に半分に減らした
スパ「……っ。あと半分で同点…。」
A「…あの、どうして飲み比べしたのか知りませんけど、体壊したらあほですよ。」
スパ「あっ………!? 言い草が酷いぞ」
趣旨を分かっていないからお前は・・・!と言いたいところを抑えるスパルトス。
しかし返ってきた答えはただの呆れとかではなく、
A「無礼を承知で言ってます。
大体、スパルトスさんたちの本来の目的は国王様たちを連れて帰ることではなかったのですか?」
スパ「ごもっともだ。 ……だが男には譲れないときがある」
そう言うとぐいっと持ち上げ、杯を空にした。これで同点だ。
A「私には理解しかねます…
…体調崩されたら皆が困るんですよ?
勿論私も。」
スパ「……。…A……。
……そう、だな。…少し、休むことにする。」
…想い人に溜め息をつかれながらそんなことを言われれば、気遣ってしまううのがスパルトスである。
A「はいはい、そうしてください。
………え…ちょっと?スパルトスさん!?」
スパルトスは、長椅子の背もたれに凭れたかと思ったら、そのままずりずりと体を横へ傾け、ジャーファルと同じ体勢になった。否、左右対称というのか。
Aの肩に一つずつ頭が乗っている状態だ。
狸寝入りではないらしいので、中央の少女は、二人とも無理が祟ったんですね、と笑いながら息を吐いた。
A「……さて、残りの酒は頂きますよ。」
※このあと酔い潰れた4人はAさんに王宮へ連れていかれました
ーーーー
オチってどこに落ちてるんでしょうか・・・
以上、スパルトスとジャーファルでした。
書きなおし受け付けます。
ティトス スフィントス→←スパルトス ジャーファル 4 この二人が飲み比べ
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すンず - 白龍とアリババでお願いできますか? (2019年8月4日 19時) (レス) id: 6823c0d55a (このIDを非表示/違反報告)
スカーレット(プロフ) - リクエストいいですか?白雄と白蓮の取り合いお願いします! (2018年5月24日 18時) (レス) id: 5e178e612d (このIDを非表示/違反報告)
梨沙 - リクなんですけど、「ティトスとスフィントスとアラジン」の作ってくれると嬉しいです///難しくて出来なかったら、全然良いですよ♪/// (2015年2月13日 0時) (携帯から) (レス) id: 81f9aa97f7 (このIDを非表示/違反報告)
カルティ(プロフ) - 琴葉さん» 琴葉さん、わかりました!スパルトスさんとどなたで作りましょうか?2でお待ちしています! (2015年2月11日 21時) (レス) id: f813fd4a2a (このIDを非表示/違反報告)
カルティ(プロフ) - 奈倉さん» 奈倉さん、すみません もうリクエストが来ていたので2で作ってしまいました!良かったら見てください (2015年2月11日 21時) (レス) id: f813fd4a2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カルティ | 作成日時:2013年8月22日 22時