練紅炎 練紅明 『やいてます』 ページ30
煌帝国でしばし滞在しているAさん。
正直言って廊下を歩いているだけでこのような場面に遭うのは珍しい国だと思っているだろう。
A「・・・紅明様!
こんな、廊下などで寝てはなりません!ほら歩いてください!」
紅明「はっ・・・Aさん・・・
すみません、どうにも最近睡眠不足でして…」
A「ちゃんと寝ないと肌が荒れますよー…それに体も動かしてですねぇ…」
紅明「……(うとうと」
A「紅明様・・・!!」
紅明「はぃっ…
…すみません、時間がありましたら…部屋まで送っていただけますか?
正直言って寝ずに部屋まで行く自信がないんです」
A「え、ええ。いいですよ? 道すがら寝られるのも心配ですし…」
紅炎「・・・こんな所にいたか、A。この歴史書についてなんだが。」
Aさんは特殊な歴史書の持ち主故に、炎帝・・・紅炎でさえも度々彼女の知識を欲する。
(詳しくはいつか本編にて;;)
今日もそれでAを訪ねてきたらしい。
A「は、はい、ただいま。
それはですね、こっちの書物と併用すると…」
紅炎「………よくわからん
お前が説明しながら読めばいいだろう。部屋に来い」
淡々と自分勝手に話を進めていってしまう。
紅明/A「「えぇ?!」」
紅炎「む……断るのか?」
A「いっいえ、とんでもない!
あの、ただ、先に、紅明様を部屋にお送りしてからでもよろしいですか?」
紅炎「何故紅明が先なんだ、腑に落ちん」
眉をひそめ心情を露にする。
・・・結構我が儘なのが紅炎という人なのだから、しかたない。
紅明「兄王様こそ私がAさんと話しているところを入ってこられたではありませんか。
私が優先されるのは至極当然かと。
ああ、Aさん、貴女の言う通り体を動かしますので共に散歩でm」紅炎「そんな運動量が少なくて良いわけあるか!
第一それは、一人でできることだろう。
A早くしろ。今晩も解読できんのは嫌だ」
A「今晩も…? ま、また一晩中耽読されてたんですか…!」
紅明「…Aさん、兄王様に捕まったらどうなるか解ります?」
A「わ…解りませんけど」
紅明「きっと……」
A「きっと?」
続く・・・
――――――――
リクエストがなかったので、シチュエーションはこちらで決めました;;
練紅炎 練紅明 2 『やいてます』→←シンドバッド マスルール 医務室にて 2
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すンず - 白龍とアリババでお願いできますか? (2019年8月4日 19時) (レス) id: 6823c0d55a (このIDを非表示/違反報告)
スカーレット(プロフ) - リクエストいいですか?白雄と白蓮の取り合いお願いします! (2018年5月24日 18時) (レス) id: 5e178e612d (このIDを非表示/違反報告)
梨沙 - リクなんですけど、「ティトスとスフィントスとアラジン」の作ってくれると嬉しいです///難しくて出来なかったら、全然良いですよ♪/// (2015年2月13日 0時) (携帯から) (レス) id: 81f9aa97f7 (このIDを非表示/違反報告)
カルティ(プロフ) - 琴葉さん» 琴葉さん、わかりました!スパルトスさんとどなたで作りましょうか?2でお待ちしています! (2015年2月11日 21時) (レス) id: f813fd4a2a (このIDを非表示/違反報告)
カルティ(プロフ) - 奈倉さん» 奈倉さん、すみません もうリクエストが来ていたので2で作ってしまいました!良かったら見てください (2015年2月11日 21時) (レス) id: f813fd4a2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カルティ | 作成日時:2013年8月22日 22時