【銀魂】真選組監察方の紅一点番外編 (ページ50)

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Happy Birthday to 土方さん!!③ ページ50

「てっきり、パイ投げでもお見舞いされんのかと思ったが…」

『土方さん相手に、そんなことする人居ませ……』

居ませんよ～なんて笑い飛ばそうとして、気がつく。
居たわァァァ！！嬉々としてやりそうな人居たわァァァ！！

てかアレ？沖田さんどこ行った？
なんか嫌な予感がするんですけど！？

と、思う間もなく、

「食らえ土方コノヤローー！！」

という声と共に、沖田さんが天井から降ってきて、片手に持っていたモノを土方さんの顔面に食らわせた。

パイ投げ用のクリームかと思いきや、お皿に盛られた大量のマヨネーズである。

いやてか、いつの間に天井に！？ニンジャ！？

「ブフォッ！？」

和やかな雰囲気で油断していたのか、見事に顔面にマヨネーズ皿を食らうと、土方さんはそのまま後ろに倒れた。

「トシー！？」
『土方さんー！？』
「「「副長ーー！？」」」

それを目の当たりにして、各々が叫ぶ。

「はーい誕生日おめでとうございやーす」

沖田さんはそう言って、土方さんの顔面にマヨネーズを皿ごとぬりぬりしている。

『ちょおおお沖田さんんん！？何してんですか！！』

「え？パイ投げ」

いやそれマヨネーズ顔に塗りたくってるだけじゃん！！
可愛らしく言ってもダメですからね！！

『ひ、土方さん、大丈夫ですか？』

慌てて沖田さんを退かして、顔面マヨまみれになった土方さんを助け起こす。

「総悟テメェ……」

ああほらお怒りだ……

「マヨネーズを粗末にすんじゃねええええ！！」

『いやそっちかーい！！』

パイ投げ…いやマヨ投げ？されたことより、マヨネーズを粗末にしたことにお怒りらしい土方さんに、思わずツッコミを入れる。

「ったくよォ…」

『土方さん顔拭きましょうよテカテカですよ』

「あー悪ィ…」

土方さんがそのまま座り直そうとしたので、慌てておしぼりと手ぬぐいを取り出す。

拭いてあげようとしたら、自分でやるって言われてしまった。

……本当は洗った方が良い気もするけど。

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中途半端ですが、お話が一杯になったので続編に続きます～