てめーらハロウィンだからって浮かれすぎて人様に迷惑かけるんじゃありません！！ ページ30
※謎次元謎時空のハロウィンの話(大遅刻)
※オチを持ってく万斉さん。
※タイトルクソ長いから2話目以降は簡略化しましたww
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今日は10月31日、ハロウィン。
我々真選組は毎年パトロールを行なっていたのだけれど、
今回、松平のとっつぁんの突然の思いつきにより、皆で江戸の町の子供たちに公園でお菓子を配ることになった。
突然の思いつきってなんか、どっかの忍術学園の学園長みたいだ。
まあ、そんなとっつぁんは「今日は昼間っからキャバクラの女の子たちがハロウィンパーティーやってっから、おじさんちょっくら行ってくるわ〜」っていなくなってしまったけれど。
無責任だなオイ。
そろそろ奥さんに怒られてもいいと思うんだ、あのオッサン。
そして今、真選組の屯所内は若干カオスになりつつある。
隊士たちが、こぞって仮装をしているからだ。
てか、なんか皆してノリノリなんだけど！？
え…まさか、ちょっと楽しみだったの？
私は部屋の隅から、楽しそうにワイワイしている隊士たちをぼんやりと眺める。
そもそもハロウィンって、仮装大会だっけ？
元々は死者の魂をお迎えする行事じゃなかったっけ？
まあ、お祭り大好き日本人にはあまり関係ないのかもしれない。
「なんだ、Aは仮装しないのか？」
その言葉に横を見ると、全身包帯ぐるぐる巻きで、肩に隊服の上着だけをかけた人物が立っていた。
気配と声からして近藤さんだ。
『近藤さんはそれ、ミイラの仮装です？』
ちょっと本格的すぎ…というか、包帯巻きすぎなのでは？目しか見えないよ？
よく息できますね…
『食事とか、お手洗いとか、どうするんですか？』
率直に疑問を述べてみたら、
「あ、やべ。そこまで考えてなかった…」
褌ごとキッチリ包帯巻いちゃったわ…
と、近藤さんは慌てたように部屋に戻って行った。
良かった…ちゃんと褌はつけてるんだ…
あの下もし全裸だったら、真っ先に通報されるんじゃね？ってちょっと思っちゃってたよ。
うん。あと、お手洗いには行けるようにしといたほうが、良いと思う。いざという時、困るだろうし。
近藤さんと入れ違いでコチラに歩いてきたのは、これまた仮装した土方さんだった。
意外だけど、土方さんの中に居るトッシーがノリノリなのかもしれない。
レッツパーリィの人とか、三刀流の人とか、
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作者名：めぐりずむ | 作成日時：2021年10月10日 2時
