【銀魂】真選組監察方の紅一点番外編 (ページ3)

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風紀委員の紅一点③ ページ3

一方で大きくため息をついたAは、
『(なんで、こんなやつと付き合ってるんだろう…)』とぼんやりと考える。

そう、何を隠そう、河上万斉と山崎Aは現在お付き合い中なのであった。

＊

どうも、山崎Aです。
なんか、万斉と出会った時のことを話せっていわれたんだけど…

え？誰にって？…それ聞いちゃう？

はい、とりあえず回想入りまーす！

もうね、本編じゃないから作者もやりたい放題だからね。
え？本編もわりとやりたい放題だろって？

…否定はしない。
自己満の産物なんてそんなもんだ。多分。

皆さん、回想とかに入る際の効果音を思い浮かべてくださーい。ホワンホワン～ってやつでーす。

出会いはそう…この高校に入学した時だ。

1年生の頃、入学式の時に「おぬしの奏でる魂のリズムに惚れたので、拙者とお付き合いして下さい！」とか突然意味わからんことを言われて、大勢の前で恥をかいた。

おかげで、
平穏な高校生活を送ろうと思っていた私の、先輩方からの印象は「ほら！入学式で変な告白されてた地味な子！」だった。
地味は余計だコノヤロー！！

その後もしつこく付きまとわれて、もはや奴はストーカーレベルだった。
しかもクラスが同じとか、最悪だ。

なんなら、3年間同じクラスである。

当時、担任の銀八先生に相談したら、
「はぁ～？ストーカー？入学早々青春してんなーお前ら」とか言われた。

いやそうじゃねーだろ！！青春の1ページにストーカーが居てたまるかァァァ！！

なんだその適当な対応…教育委員会に訴えてやる！！

って思ったけど、先生はそれとなーく万斉に「あんまりしつこく付き纏うと逆効果だぞ」と、注意なんだかアドバイスなんだかわからんことを言ってくれていた。