ヤンキーポリスヤンキーガール【入間銃兎】

色気 ページ24

『…ぎゃぁぁぁあ!!』

思いっきり叫んでしまった

いや、誰でも叫ぶわこんなん!!

『離せー！』

『くくっ！色気のねぇ反応だな』

にやりと笑いながら私を見下ろすじゅーとサン

じょじょに顔を近づけてくる

『っ!!』

トサッ

『へ？』

パッと横を見るとじゅーとサンが寝転がっていた

パジャマがわりのシャツがはだけて鎖骨が見える

まだ乾ききってない髪がじゅーとサンの色っぽさを倍増させていた

銃兎「冗談だったんだけどな…何だ、その顔。手ぇ出して欲しかったのか？」

ガキだな、なんて笑いながら言うから

ぼすっ!!

銃兎「ぐっ!!」

枕を思いっきりじゅーとサンの顔面に投げつける

銃兎「てめえ！なにしやがる！」

『バカウサギッ!!』

ふんっ、とじゅーとサンに背を向け目をとじる

もー、知るか！

腹が立つ

何に腹が立つかと言えば、嫌じゃなかった自分に一番腹が立つ

もう寝てしまおうと布団をかぶると

ぎゅっ

『!?』

後ろからじゅーとサンに抱きしめられた

『は…離せ、よ。』

銃兎「嫌です。」

『我が儘かよ!!』

銃兎「はいはい。」

『くっそ…』

結局私は、じゅーとサンの抱き枕にされたまま眠りについた

朝→←恥

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