ヤンキーポリスヤンキーガール【入間銃兎】

寝床 ページ19

『ん？何だって？』

すぐに変わる、は聞き取れたけど後は聞こえなかった

首を傾げているとぱっとじゅーとサンは私を放す

銃兎「…何でもありません。所で今日貴女が寝るところですが、」

『床でいい。』

銃兎「バカですか？」

『何でだよ！』

じゅーとサンは呆れたと言わんばかりに、やれやれと首をふる

顔がイケメンなせいでそんな所作さえも麗しく見える

銃兎「貴女ねぇ…仮にも好きな人を床で寝かせて自分はベッドなんて出来るわけ無いでしょう。」

『っだから、急に好きとかいうなっ！』

銃兎「貴女が理解していないのが悪いんです。」

『〜っ！理解してる!!』

一応だけど、

じゅーとサンが私の事を好きなのも、

多分私がじゅーとサンの事を好き…なのも、

理解しているつもりなのだ

だから此処にいるというのに

じゅーとサンはそれを理解していない気がする

『はぁ…じゃあどこで寝ればいいんだ？』

若干諦めてじゅーとサンを見る

するとじゅーとサンはすっとじゅーとサンの部屋を指差し、

銃兎「ベッド」

と言った

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