私が生きてた日々【リヴァイ】

ありがと日々よ。17 ページ17

それから、Aはよく電話をしたりメールをしたりするようになった。




『リヴァイさん！こ、今度の日曜日、映画に行きましょ。』





『…あ、あぁ。』





『やったー！！！』








ーーー


と、言われて来たがいつまで待たせる気だあのバカ。





待ち合わせ15分くらい遅れてるぞ。







「はぁはぁ！リヴァイさん遅れてすみませーん！！」






「なにやってたんだ。」






「お年寄りを助けていて時間かかって…





あ！でもたい焼き貰ったんで映画を見る時一緒に食べましょう！」





「………く、くくくくくっ」





俺は腹を少し抑え込みながら笑った







映画にたい焼きってなんだよ






だいたい映画館に持って行く自体ダメだぞ、






「バーカ。」







やっぱりこいつは最高の女だな。







ーーー




それから月日は流れて俺の誕生日が来た。








「ハッピーバースデー"リヴァイ"」







「…ん、あまり祝われるのは好かないがお前だと落ち着く。」







そろそろ…時期だな。




3度目のクリスマス、俺も覚悟を決めて…







「A。」





「俺と「結婚しろ」」









「！？」









「私から先にアプローチしたんだよ？




"コレ"も私から言わせてよ」





にこりと微笑んだ彼女に俺は一生勝てないと思ったーー

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