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甘えたがりの可愛い君は ページ11

『たっだいま〜』


陽「まじか」


涙「わ、これはやばいやつだね」




それはそれは静かな夜だった。彼女が寮に帰ってくるまでは…。




海「隼!!!」


隼「なんだい?海…もう夜だっていうのに…」


郁「隼さん、これもらってください!!」




僕が部屋から出ようとすると、あるモノと一緒に部屋の中に押し込められた。少しだけアルコールの匂いがする。いつもより熱く火照った体。




隼「お姫様、飲み過ぎかな」


『んふふ、隼〜』


隼「大丈夫?水持ってくるね」




僕はいつもより素直で可愛い彼女をベッドの上にお姫様抱っこで置いて、共有ルームに行った。




夜「隼さん、大丈夫ですか?」


隼「うん、問題ないよ。いつものこと…何か嫌なことでもあったのかな?話聞いてる人いる?」


海「…隼、お前のせいだろ。最近、隼が頭可笑しいって騒いでたぞ」


隼「ん〜、僕。僕は相変わらずALOVEなんだけどねえ」




僕は水を手にして部屋に戻るとベッドの上でゴロンと寝転がってる最愛の姿。いつもは、一緒に寝るのも嫌がるのに…可愛いな。




隼「ほら、飲んで。少しは良くなるから」


『ありがとう。…飲ませて?』


隼「仕方ないお姫様だね」




ペットボトルを傾けてあげて飲ませてあげると口から飲めなかった水が滴る。近くにあったタオルで拭って上げて、ぽんぽんと頭を触ってあげると気持ちよさそうに目を閉じた。




隼「もう寝よう。明日も仕事だったかな」


『隼と同じ現場だよ〜、んふふ』


隼「それなら一緒に現場に向かおうか。あ、そうだ…ゆっくり話したいからおいしいお茶でも飲んで行こうか」




二人でベットに入るとおやすみ3秒。もう夢の中。彼女を甘やかすのは僕の仕事だ。




『ん〜、え…?隼!?』


隼「おはよう、お姫様」




朝起きればびっくりしてる彼女。微笑ましいね。




隼「ちょっと話したいことがあるから、一緒にお茶に付き合ってくれるかな?」


『え?今日、仕事…』




グイグイと引っ張ってプロセラ共有ルームへ。僕の愛は君が思うよりも深くいたいからね。

惚れたが負けだなんて→←明日の天気は雪



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来栖陽香(プロフ) - サイコーです!年長さんファンになりました!始さんたちと隼たち関係性最高です!大好きです!これからも応援してます! (2018年4月30日 0時) (レス) id: 2a5ae7d310 (このIDを非表示/違反報告)
三日月 - 明けましておめでとうございます!この作品って続くんですか?楽しみに待ってます!これからも頑張ってください! (2017年1月2日 10時) (レス) id: 4dcfad7029 (このIDを非表示/違反報告)
あらたlove - あぁ、何回読んでも最高にかっこよくて…かっこよくて…ッ!!!なんかもうヤバイですね( ;∀;) カンドーシタ 続きを作って下さるなら、また私の幸せタイムが増えます(笑)いや、マジで← この作品すごく大好きです(*´∀`*) (2016年11月26日 10時) (レス) id: 3c6fe54d3b (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ - melさん» 見守りましたよ!ハッピーエンド最高ですね!最後まで読めてわたしは幸せ者ですな!続き期待してます待ってます!! (2016年11月25日 16時) (レス) id: abec577e28 (このIDを非表示/違反報告)
nana×翡翠(プロフ) - 最高のハッピーエンドですね、、、隼くんの誕生日に、こんなにも素敵な文章を読むことが出来てとても嬉しいです笑 (2016年11月24日 23時) (レス) id: 360bf5730a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mel | 作成日時:2016年9月15日 17時

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