【新テニ】越前のお姉さんはかなりの強者 (ページ6)

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入れ替え戦が決まって発表された日

ユナ「あら、桃城くん出るのね」

桃「おう！」

ユナ「でも相手が鬼さんじゃ…勝てるか分からないよ？」

桃「そうか？」

ユナはそう言う桃城に目を細めて

ユナ「…あの人、かなり強いよ

自惚れじゃないけど、ヘタすると私よりも…」

最早目を細めていると言うより睨んでいるの方が表現に近かった

ユナ「怪我、やめてね」

目付きが穏やかになっていき、怪我をするなと言ったユナ

桃城は少し驚いていたが、すぐに笑っておう！と言ってテニスコートに走っていった

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ユナは桃城と話したあと、近くにいた幸村と話していた

ユナ「久しぶり幸村さん」

幸「やぁ、ユナ。久しぶりだね」

幸村とユナはかなり仲が良い方だ

それも一方的に幸村がユナにアタックしているように見えなくもない

幸「ユナ、まだ俺のものになるのは決めてないのかい？」

ユナ「さりげなく怖いこと言うのやめてほしい…」

少し引き気味に言うユナ

幸村はﾌﾌｯと微笑んで仕方ないかと言って一旦アタックはやめた

一旦…？byユナ

ユナ「それじゃあリョーマのところに行ってくるよ」

幸「本当に坊やが好きなんだね…」

ユナ「好きって言うより姉として少し心配なの。それじゃ」

ま、家族としては好きかもだけど、と付け足して言うユナ

幸村は少しリョーマに妬いていた

幸(ユナからあんなに愛されてるなんて…羨ましい坊やだ…)

幸村はそう思いながら試合が始まりそうな桃城と鬼がいるコートを見た