41話 ページ43
嵐山「忍田本部長もさっき言っていたが君達は訓練生だ。B級に昇格して正隊員にならなければ防衛任務には就けない。じゃあどうすれば正隊員になれるのか、最初にそれを説明する。各自自分の左手の甲を見てくれ」
遊真「1000?」
A「1000?」
嵐山「君達が今起動されてるトリガーホルダーには各自が選んだ戦闘用トリガーが1つだけ入っている。左手の数字は、君達がそのトリガーをどれだけ使いこなしているかを表す数字だ。その数字を4000まで上げること、それがB級の条件だ」
遊真「ほぅ」
嵐山「ほとんどの人間が1000ポイントからのスタートだが、仮入隊の時に高い素質を認められた者は、ポイントが上乗せられてスタートする。当然その分即戦力として期待される。そのつもりで励んでくれ」
遊真「ははあ、だからなんか偉そうだったのか」
嵐山「ポイントを上げる方法は2つある。週2回の合同訓練でいい結果を残すか、ランク戦でポイントを奪い合うか・・・まずは訓練の方から体験してもらうついて来てくれ」
移動中
木虎「三雲君」
修「木虎・・・」
木虎「なんであなたがここにいるの?B級になったんでしょ?」
修「転属の手続きと空閑の付き添いだよ」
遊真「おっキトラ久し振り。俺ボーダーに入ったからよろしくな」
木虎「・・・」
遊真「俺達なるべく早くB級に上がりたいんだけどさ、なんかいい方法ある?」
木虎「簡単よ、訓練で全部満点を取ってランク戦で勝ち続ければいいわ」
遊真「なるほど、分かりやすくていいな」
嵐山「まず最初の訓練は・・・対近界民戦闘訓練だ。仮想戦闘モードの部屋の中で、ボーダーの集積データから再現された近界民と戦ってもらう」
C級「いきなり戦闘訓練!?」
遊真「ほぅ」
木虎「私の時もいきなり”これ”だったわ」
修「僕の時も・・・」
木虎「これで大体分かるのよね・・・”向いてるか”どうかが」
嵐山「仮入隊の間に体験した者もいると思うが、仮想戦闘モードではトリオン切れはない。怪我もしないから思いっきり戦ってくれ」
嵐山「今回戦ってもらうのは初心者レベルの相手・・・君達も見たことのある大型近界民だ。訓練用に少し小型化してある、攻撃力はないがその分装甲が分厚いぞ。制限時間は1人5分早く倒す程評価点は高くなる 自信のある者は高得点を狙ってほしい。説明は以上!各部屋始めてくれ!」
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ひにゃーの - 9話の奈良坂の「距離まで」が「距離まdになっとる・・・ (2017年11月4日 17時) (レス) id: e8b656b6cc (このIDを非表示/違反報告)
フロア(プロフ) - はい!なんと出水公平さんとの出会いです!今度からはリクエストにしようと思います (2017年5月9日 18時) (レス) id: 72512cfa48 (このIDを非表示/違反報告)
月下*妖狐(プロフ) - フロアさん» 楽しみに待ってます!!頑張ってください。 (2017年5月9日 7時) (レス) id: b3656ffd00 (このIDを非表示/違反報告)
フロア(プロフ) - それでは次回位から夢主ちゃんのオリジナルsideを作ろうかと思います (2017年5月9日 6時) (レス) id: 72512cfa48 (このIDを非表示/違反報告)
ろれろ - もっと文章にオリジナリティがあった方がいいかな?って感じました。マンガをトレースしすぎてる感じがしてるし、夢主ちゃんの出番もなく、ちょっと寂しい気持ちです(´・ω・`) (2017年5月9日 0時) (レス) id: 64f373af61 (このIDを非表示/違反報告)
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