【NARUTO】冷えきった力 (ページ10)

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ナルト「サバイバル演習？」

サクラ「何で任務で演習なのよ？

演習なら忍者学校でさんざんやったわよ！」

カカシ「相手は俺だがただの演習じゃない」

ゆきな「…」

ナルト「じゃあさ！じゃあさ！どんな演習なの？」

カカシ「………ククク」

いきなりカカシが笑いだす。

サクラ「ちょっと先生！何がおかしいのよ！」

カカシ「……いや……ま！

ただな………

俺がこれ言ったらお前ら絶対引くぞ」

ゆきな「…」

ナルト「引くゥ？」

カカシ「卒業生28名中、下忍と認められる者はわずか9名か10名

残り約18名は再び学校へ戻される

この演習は脱落率66%以上の超難関試験だ！」

それを聞いた瞬間、ナルトやサクラはともかく、サスケですら引き、ゆきなも、う～ん、というような顔をしていた。

カカシ「ハハハ、ほら引いた」

ナルト「んなバカな！！

あれだけ苦労して……じゃ、なんのための卒業試験なんだってばよ！」

ゆきな「もしかして…下忍になるための選抜候補とかじゃ…」

カカシ「うん、そう」

ナルト「なにぃ～～…ッ」

カカシ「とにかく明日は演習場でお前らの合否を判断する

忍び道具一式持ってこい

それと、朝飯は抜いてこい
吐くぞ！

詳しいことはプリントに書いといたから、明日遅れて来ないよ～に！」

プリントをもらうと、ゆきなの目はプリントを見つめているようで、別のものを見ていた。

ゆきな(とにかく……明日この演習に合格して、一刻もはやく下忍になってあの女を殺さないと…)

一瞬、目付きが鋭くなったのは、みんなが気付かなかった瞬間だけ。

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