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それからもカカシによる話が続いた。


カカシ「・・・お前ら・・・もう一度だけチャンスをやる
ただし昼からはもっと過酷な鈴とり合戦だ!
挑戦したいやつだけ弁当を食え
ただしナルトには食わせるな」


ゆきな「・・・」


カカシ「ルール破って一人で昼飯食おうとした罰だ
もし食わせたりしたらそいつをその時点で試験失格にする
ここでは俺がルールだ、分かったな」


カカシはそれだけ言って、ザッと音をたてて消えた。


ゆきな「・・・なぁーんて言いつけ守るわけないでしょ」


ゆきながナルトに差し出したのは、自分の弁当だった。


サクラ「え!?ちょっとゆきな!?」


ゆきな「餓死とかされたら困るのこっちだしねー
ほら、早く食べる」


ナルト「ゆきな・・・(ジワ〜」


ゆきな(目に涙浮かべてる場合か・・・)


サスケとサクラも、ナルトに弁当を差し出した。


・・・・・・ボンッ!


カカシ「ぉ前らぁぁ!!」


サスケ「!」


ナルト「ぅわああ!?」


サクラ「キャァア!!」


ゆきな「っ!?」


まずい・・・!と思った


カカシ「ごーかっく♪」


でも合格だった


ゆきな「・・・」


ナルト&サクラ「は?」


サスケ「・・・・・・」


サクラ「合格?何で!?」


カカシ「お前らが初めてだ
今までのやつらは素直に俺の言うことを聞くだけのボンクラどもばかりだったからな
忍者は裏の裏を読むべし・・・・・・
忍者の世界でルールや掟を破るやつはクズ呼ばわりされる
・・・けどな!仲間を大切にしないやつは、それ以上のクズだ」


ゆきな(・・・・・・ちょっと、格好いいかも・・・)


カカシ「これにて演習終わり!全員合格!
よーし!第7班は明日より任務開始だ!」


ナルト「やったぁああってばよ!!!俺、忍者!忍者!」




カカシ「帰るぞ」


カカシ、サクラ、サスケは、ナルトを知らんぷりして先に帰っていった


ナルト「って!どーせこんなオチだと思ったってばよ!」


ゆきな「はいはい、今解くから待って」


結局ナルトの面倒見が良いゆきなだった





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作者名:雪女神 | 作者ホームページ:赤朱緋紅青蒼碧緑翠翆碧藤紫菫桃桜  
作成日時:2018年6月15日 20時

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