【NARUTO】冷えきった力 (ページ12)

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カカシの背後に回ろうと音をたてずに素早く走っていると、ナルトが悲鳴をあげて川に落ちた。

ゆきな「ちょっ、何があった…！？」

ゆきなは移動中に驚いた顔をして川の方を見た。

しばらく移動していると、サスケを見つけた。

ゆきな「あ、サスケくん」

サスケ「！ゆきな…」

ゆきな「あ、あのさ、さっきナルトに何があったの？」

サスケ「…………何もない」

ゆきな「(いや今の間は何だし…)あ～…そっか、わかったよ

ところでさ、共闘してみない？」

サスケ「…………悪いが断る」

ゆきな「(だからその間は何なんだよ…)

あ～うん、わかったOK

それじゃ」

ゆきな(やっぱ断られちゃったか…)

サスケのもとから去り、ゆきなはサクラを探し始めた。

ゆきな(あ～でも、サクラちゃんのことだしきっとサスケくんのことを探すだろーね～)

何て思いながらサクラを見つけたのはいいが、幻術を見たのであろう、悲鳴をあげて泡を吹きながら倒れた。

ゆきな「あちゃぁ～…介抱してやるか」

気絶したサクラを安全な場所に寝かせておいた。

ゆきな「さてと、これだとサクラに共闘を頼むのは無理…

あとはナルトだけだけど……断るかもね～…」

ゆきなはナルトのいる場所まで一瞬で来た。

しかし……

ゆきな「ナルトあんた……どうしたの？」

片足を縄に縛り付けられ、頭を下に宙ぶらりん状態。

ナルト「ゆきな～！助けてくれってばよォ！！」

ゆきな「はぁ、ったくしょうがないな

ちょっと待っててね」

クナイを使ってナルトを縛ってある縄を斬ると、ナルトは解放された。

ナルト「助かったってばよゆきな！」

ゆきな「どういたしまして

で、さっそくなんだけどさ、共闘してみない？」

ナルト「共闘？」

ゆきな「うん

このまま個人でやっても絶対にスズなんか取れないし、最低でも２人でやった方がいいよ」

ナルト「う～ん……ゆきなと共闘はすてみてぇーけどよォ……やっぱ俺さ！一人で先生からスズ取りたい！」

ゆきな「(あらら、綺麗さっぱりに断られた)

…………そっか、じゃあ好きにやりなよ」

小さく微笑んでゆきなはナルトのもとを去った。

ゆきな(これで３人誘ったけど断られちゃったしなぁ…)

ゆきなはどうするか考えていた。

ゆきな「う～ん……どうしたらいいと思います？

“カカシ先生”」

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