【カゲプロ】＊メカクシティ育成ゲーム＊エネver.*１* (ページ7)

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『と、とにかく！桃湖さん、買ってきてくれてありがとうございます！』

そう言ってにこりと笑ったエネちゃんの周りからハートが出現し、それはゲージに吸い込まれていく。

｢レベル３まであと半分か～……今日中にいけるかな？｣

そう呟きながら、私はエネちゃんの頭を撫でる。
頭を撫でてる時のこのエネちゃんの照れた顔がもう、凄い可愛くて何度も撫で撫でしちゃうな……。
するとエネちゃんの頭の左上にモコモコとした吹き出しが出現し、私はそれをタップする。

『あの～、お風呂入りたいんですけど……一緒に来てくれませんか？』

｢……えっ!?｣

一緒にって……身体を洗ってあげるってこと!?
そう思いながら画面をタップすると、部屋からお風呂場に背景のイラストが変わる。そして画面中央には、バスタオルを身体に巻いたエネちゃんがいた。

｢……さ、流石に裸にはならないよね｣

苦笑しながらそう呟いて画面をタップすると画面の右上にシャンプー、左上にシャワーのアイコンが表示され、右下からクロハと吹き出しが現れた。
……っていうかこれ、クロハ普通にエネちゃんがお風呂入ってる所に来てるけど大丈夫なの？

『｢シャンプー｣のボタンをタップして、身体を洗ってあげてください』

そう言われてシャンプーのボタンをタップしてみると、泡が所々についた黄色いスポンジがエネちゃんの左上に出現し、私は指でそれをスライドしてエネちゃんの頭を洗ってみる。

『……あっ、頭は自分で後で洗っておくので、身体を洗ってくれませんか？』

エネちゃんにそう言われ、私は顔から下を洗ってあげる。そうするとエネちゃんの身体は泡だらけになっていき、エネちゃんはやがて自分から後ろを向き、私はエネちゃんの背中を洗う。
そうしていると再びエネちゃんはこちらを向き、クロハから吹き出しが現れた。

『｢シャワー｣をタップして、泡を洗い流してください』

私はシャワーのアイコンをタップしてエネちゃんの左上に出てきたシャワーを指でエネちゃんの頭から下にスライドさせ、泡を洗い流す。

これ終わったら私もお風呂入ってこようかな～、そろそろ沸くだろうし。
そう思っていると泡を全て流し終え、エネちゃんの周りにはハートが浮かんでそれらはシャンプーとシャワーのアイコンの間にあるゲージに吸い込まれ、ゲージの５分の４がピンク色に染まった。