【カゲプロ】＊メカクシティ育成ゲーム＊モモver.*１* (ページ6)

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そして戻るボタンを押して育成ルームに戻って私はごはんボタンの右隣にある着替えボタンを押し、買った４つの服をタップしてみる。
そうすると桃ちゃんの左上に紙袋が出現し、私はそれを指で桃ちゃんの胸元に移動させて渡す。

『あっ、服買ってきてくれたんだ！じゃ、今着替えてこよーっと！ ……そうだ、覗いたりしないでよね？』

そう言った桃ちゃんは、隣に現れたカーテンの奥へとてくてくと歩いていく。
覗かないでって言われたけど……これ、カーテン開けたりしたりできるのかな？
私は桃ちゃんが入っていって数秒後、カーテンを指でタップしてみる。

『うわ！びっくりしたなぁ、桃湖か～……。今着替えてるから、ちょっと待ってて？』

｢桃ちゃん驚き方可愛い～！｣

カーテンの横から顔をひょこっと出した桃ちゃんは、そう言って再びカーテンの奥で着替え始める。
今度は、カーテンを指で横にスライドしてみる。

『あっ、ちょっと桃湖!! まだ着替えてるんだから開けちゃダメ！』

そうすると、一生懸命カーテンを開けさせないようにしている桃ちゃんの小さな手がカーテンの横に見える。
いちいち反応が可愛いなぁ～、毎日これで癒されよう。
桃ちゃんの反応に癒されながら今度こそ何もしないで待っていると、がさごそと動いていたカーテンの動きが止まり、桃ちゃんが出てきた。

『何かこれ、動きやすくていいね！』

水色のシャツの上に阿吽と書かれたピンクのパーカーを着て、カーキ色の半ズボンと赤いスニーカーを履いた桃ちゃんは、そう言いながらにこにこと笑っている。
そして画面をタップすると、｢似合ってるよ｣と｢何か凄いパーカーだね｣の２つのボタンが現れた。

｢……言われてみればこの服凄いな……。とりあえず押してみよう｣

そう言って笑った私は、下のボタンの｢何か凄いパーカーだね｣を押す。そうすると、桃ちゃんは首を傾げてこう言う。

『えっ？そうかな、普通だと思うけど……』

そう言う桃ちゃんを見て、私は画面をタップした。