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『な、何でって……理由くらい何でもいいでしょ! いいから早く撫でてよ!』

「あはっ、桃ちゃん照れてる! かわい〜♪」

顔を赤くしながら、慌ててそう言う桃ちゃん。すると再び「いいよ」と「ダメ」のボタンが表示され、私が「いいよ」のボタンを押すと、桃ちゃんがてくてくとこちらに歩いてきて画面いっぱいに桃ちゃんの立体感のある顔が写し出された。
うおぉ……ほっぺたがぷっくりしてて可愛い……!! なんて思いながら、とりあえずそのまま放置してみる。

『……みっ、見てないで早く撫でてよ!』

そう言った桃ちゃんは、ぷぅっと頬を膨らませる。そして私はにやつきながら桃ちゃんの頭を指で触り、撫で撫でした。

「あ、桃ちゃんのほっぺた真っ赤になってる! やばい、写真撮りたい……!」

そう言いながら撫で続けていると桃ちゃんの周りにハートが浮かび、それはごはんボタンの横にあるゲージに吸い込まれ、ゲージが少しだけピンク色に染まった。
そして再び、クロハと吹き出しが現れる。

『今ゲージに吸い込まれていったハートは、あなたへの好感度です。ゲージが満タンになると、レベルが上がります』

『なお、レベルが20になると、育成しているキャラクターを旅に出す事ができます。旅から帰ってきたキャラクターは、さらにレベルが上がります』

『そしてあなたには、素敵な事が起こるかもしれないですね』

「素敵な事……? って何だろう……」

そう言いながら画面をタップするとクロハの吹き出しに再び文が表示された。

『画面右上にある「キャラ」のボタンをタップすると、育成しているキャラクターと交換して新しいキャラクターを育成できます』

『その際、レベルがリセットされる事はありませんので安心してください』

『「キャラ」の右隣にある「ショップ」のボタンをタップすると、赤いコインを使ってアイテムを買うことができます』

『それでは、今後もこのメカクシティ育成ゲームを楽しんでいってください』

そう言ったクロハはいなくなり、画面右下に「ヘルプ」と書かれたボタンにクロハのイラストが表示された。
……あ、そういえばもう夕食できたかな?
そう思った私はセーブボタンを押し、ゲームを終了させてリビングに向かう。

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  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

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設定タグ:カゲプロ , 育成ゲーム , モモ   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:雨ノ宮心音 | 作成日時:2018年1月27日 22時

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