検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:4,840 hit

▼3 ページ3

『食べ物をスライドして、カノに与えてください』

再びクロハが出現してそう言われ、私がカレーを指で修哉くんの胸元にスライドさせて指を離すと、修哉くんはカレーを両手で持った。

『ねぇコレ、キミが作ったの? 凄いね〜、美味しそうだよ! んじゃ、いただきまーっす!』

「え、すごっ、これボイス機能ある!!」

まさか声を聴けるとは思っていなかった私は、思わず声が出てしまう。
そう言っているうちに修哉くんはカレーを左手で持って右手にスプーンを持ち、ぱくぱくと食べていった。

『ごちそうさま、美味かったよ! そういえばキミ、名前は何ていうの?』

空になった皿を私に渡してにこりと笑みを浮かべた修哉くんはそう尋ねてくる。すると、クロハが現れて吹き出しには『名前を入力してください』と表示され、画面をタップすると入力画面になり、私は「桃湖」と入力して決定ボタンを押した。

『桃湖かぁ〜、これからよろしくね! これは僕からのプレゼントだから、受け取って?』

修哉くんはそう言うとどこからか赤くて丸いコインのようなものを出し、私に向かって差し出してくる。それをタップしてみると、キラキラと光って消えた後、「20枚GET!」という文字が修哉くんの頭上に表示された。

「? 20枚ゲット? 何それ……」

そう言いながらタップすると、クロハと吹き出しが出てきた。

『今手に入れた赤いコインは、ショップで買い物をする時に使います』

『1日1回ログインすると10枚、まれに育成しているキャラクターから20枚、レベルアップすると30枚貰えます』

「へぇ〜、そうなんだ……」

『ねぇ桃湖、お願いがあるんだけど……頭、撫でて?』

呟きながら画面をタップすると今度は修哉くんから吹き出しが出てそう言われ、もう一度タップすると3つのボタンが表示された。
上のボタンには「いいよ」、真ん中のボタンには「何で?」、下のボタンには「ダメ」と書かれている。

「ダメって言ったら、修哉くんいじけそうだし……理由聞いてみようかな」

私は真ん中のボタンを押すことにし、指で「何で?」のボタンを押した。

▼4→←▼2


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (5 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
5人がお気に入り
設定タグ:カゲプロ , 育成ゲーム , カノ   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

雪ノ宮深音(プロフ) - 姫奈さん» 応援ありがとうございます(*^▽^*)はい、頑張りすぎないように頑張りますねo(`^´*) (2018年1月23日 19時) (携帯から) (レス) id: 665a044116 (このIDを非表示/違反報告)
姫奈(プロフ) - カ、カノ君かわいすぎです…!木戸さんから見ています!これからも楽しみにしています!頑張りすぎないよう体に気を付けてください!これからも応援しています! (2018年1月23日 17時) (レス) id: 2cd95e6c88 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:天ノ川夜月 | 作成日時:2017年12月30日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。