検索窓
今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:4,841 hit

▼2 ページ2

『まず最初に、この部屋に置いてある大きなプレゼント箱をタップしてください』

そう言うとクロハから出ていた吹き出しがなくなり、部屋の中央にプレゼント箱が出現した。クロハが言っていた通りにタップしてみると、箱をラッピングしていた赤いリボンが解かれて箱のふたが開く。
その中からは、赤いドット柄・紫・緑・黒・ピンク・オレンジ・青・赤・水色・黄緑色の小さな箱が出てきて、それらは大きなプレゼント箱の前に横一列に並んだ。

『この中から、好きな箱を1つ選んでください』

「この中から? うーん、どれにしよう……。一番左にしようかな……でも1つだけドット柄っていうのは最後にとっておきたいし……」

そうやって迷った挙げ句、私は黒の箱を開けることにした。黒の箱をタップしてみると箱のふたが開き、キラキラと光って画面全体が白に染まる。
そして霧のようなものが晴れると、黒の箱の前には白いTシャツと黒い半ズボンを着た、右側が長い猫っ毛で薄茶髪の男の子が、にこにこしながらこちらを見つめていた。

『あ、キミが僕の飼い主さん? 僕は鹿野修哉、よろしく!』

「あ、ハイ」

聞こえるはずがないのに、私はそう言ってペコリとお辞儀をした。
な、なんかチャラそうな子だな……。
そう思いながら画面の男の子・修哉くんと見つめあっていると、再びクロハと吹き出しが出現した。

『それでは、左上の「ごはん」をタップして食べ物を与えてください』

画面左上にある白いご飯のマークをタップすると、「ごはん」「ドリンク」「デザート」のボタンが現れた。

『「ごはん」をタップして、食べ物を与えてみてください』

「ごはん」を言われた通りにタップしてみると、さらに分岐してカレーやサラダ、味噌汁などのイラストが表示される。

「んー、どれあげようかな……修哉くんが好きそうなもの……」

悶々と考えながら画面をスクロールさせて食べ物を見ていく。そして私は、カレーを修哉くんにあげることにした。
私がカレーのイラストが描かれたマークをタップしてみると、修哉くんの左上に湯気が立ち上るカレーが表示された。

▼3→←▼1


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (5 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
5人がお気に入り
設定タグ:カゲプロ , 育成ゲーム , カノ   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

雪ノ宮深音(プロフ) - 姫奈さん» 応援ありがとうございます(*^▽^*)はい、頑張りすぎないように頑張りますねo(`^´*) (2018年1月23日 19時) (携帯から) (レス) id: 665a044116 (このIDを非表示/違反報告)
姫奈(プロフ) - カ、カノ君かわいすぎです…!木戸さんから見ています!これからも楽しみにしています!頑張りすぎないよう体に気を付けてください!これからも応援しています! (2018年1月23日 17時) (レス) id: 2cd95e6c88 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:天ノ川夜月 | 作成日時:2017年12月30日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。