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そして翌日、目を覚ました私は学校に行く支度をし、朝食を食べて通学鞄を肩にかけて玄関に行き、革靴を履いて家を出た。

「ふ、あぁ……そうだ、今日はまだログインしてなかったっけ……」

欠伸をしながら私は紺色のブレザーの胸ポケットに入れていた携帯を取り出し、ゲームを開く。そうすると「ログインボーナス」と文字が表示され、タップすると「赤いコインを10枚獲得しました」と文字が表示された。

「まずは朝食を食べさせないとね……」

私はごはんのアイコンをタップし、トーストをタップして文乃ちゃんの左上に現れたトーストを指でスライドし、文乃ちゃんに渡す。

『わぁっ、今日はカレーかぁ〜! ありがとう、いただきます!』

そう言った文乃ちゃんは小さな両手で焼きたてのトーストを持ち、もきゅもきゅと食べる。
あ、ほっぺたがぷくっとしてる、可愛いなぁ……。
朝から癒されていると文乃ちゃんはトーストを食べ終え、周りにはハートが浮かんでゲージへと吸い込まれていき、ゲージの5分の2がピンクに染まった。

「んー、次は……そうだ、服買ってあげよう」

そう呟いて私はショップのアイコンをタップし、5つのうちの1つ、服のアイコンをタップする。
……そうだ、これあげてみようかな?
私は画面をスクロールさせていき、目に入った黒いメイド服をタップし、赤いコイン50枚を使ってそれを買った。
そして戻るボタンを押して育成ルームに戻り、着替えのアイコンをタップしてメイド服をタップし、エネちゃんの左上に現れた紙袋を指でスライドさせて文乃ちゃんに渡す。

『あっ、服買ってきてくれたの!? ありがと〜、今着替えてくるね! ……覗いたりしちゃダメだよ?』

そう言った文乃ちゃんは、隣に出現したカーテンの向こう側へてくてくと歩いていく。私はまた、昨日のようにカーテンをタップしてみる。

『きゃあ! も〜、びっくりした〜桃湖かぁ……。まだ着替えてるから、もうちょっと待ってて?』

そうすると文乃ちゃんはカーテンの横からひょこっと顔を出し、そう言ってカーテンの向こう側で再び着替え始める。
何度やっても反応は変わらないのか……。
そう思いながら揺れるカーテンを見つめているとカーテンの動きが止まり、私が先程あげた黒いメイド服を着た文乃ちゃんが出てきた。

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設定タグ:カゲプロ , 育成ゲーム , アヤノ   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:天ノ川夜月 | 作成日時:2018年4月14日 18時

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