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プロローグ 〜1〜 ページ1

ーーーーーとある、名もない時代の
  名もない幼い少女の、誰も知らないおとぎばなしーーーーー

ある名もない平凡な集落に、ある子供が生まれたそうです。
その子は、白髪でオッドアイという少し容姿が変わっていますが、
普通の子として元気に育っていったそうです。


そう、この時までは・・・・・


皆が成人になり、子供が生まれた頃、皆から浮いてくるようになりました。
それは、皆は年をとっていくのに、少女は15歳程度の容姿から変わっていなかったからです。
そして、その少女は不思議な力を持っていました。
それは、物を自由に動かす力と、色々な物が見える力でした。
しかし、その力は片方の『目』ずつしかなかったため、だれも両方の『目』が使われた時の力を知りませんでした。
集落の人々は、この地方に伝わる昔話の『鬼の子』ではないかと不吉に思いながらも、
「成長がそこで止まったんだろう」という、無理やりながらも自分に言い聞かせていました。

しかし、ある事件が起こりました。

その事件とは、その集落の政府を不満に思った人が起こした、射殺事件でした。
射殺事件を起こした、主犯の人々は捕まりました
しかし、主犯の人々は捕まる前、必死に叫んでいました。

「中に『バケモノ』がいる!」と・・・・・

集落の人々は、「まさか、この中にバケモノなんているはずがない・・・・」と、思っていました。
しかし、その死体の中に一人突っ立っている人がいました。


少女でした。


少女は、たまたま隠れて見つからなかった訳ではありませんでした。
中心に堂々と立っていて、体中に銃で撃った痕があり、もちろん心臓も撃たれていました。


しかし、少女は全く死にそうなそぶりは見せず、ただただ涙を流していました。


集落の人々は、全員ある事が頭をよぎりました。

それは、昔話に出てくる、死なない子供『鬼の子』でした。

集落の人々は、「そんな事は、絶対ない・・・・・」と言い聞かせるために、
代表を決め、その代表は聞きました。
「今、泣いているのは痛いからかい?」と・・・・・
すると、少女は、


「別に痛くない。私は仲間が死んだから泣いている」と・・・・


集落の人々は、もう自分に言い聞かせる事が出来ませんでした。
そして、集落の人々は少女の怪我が治った後に行動に移りました。

プロローグ 〜2〜→


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莉々亜(プロフ) - セトさんは、そんなキャラじゃないと思う マりーがコップを割ってもおこらないと思うなー (2015年6月6日 18時) (レス) id: 9327e8d3e7 (このIDを非表示/違反報告)
神奈月魔琴 - セトは「〜っす」という口調と一人称は「俺」で臆病キャラというより楽観的キャラです。ちゃんと分かってから書いていただけますか?ストーリーはいいのにもったいないです (2015年6月1日 11時) (レス) id: 03ca162114 (このIDを非表示/違反報告)
ラノ - セトは怒らないよー? (2014年8月5日 17時) (レス) id: 9d96e3fdfc (このIDを非表示/違反報告)
ラノ - シンタローは団長さんのこと「キド」って呼んでると思いますー☆←間違ってたらすみませんー (2014年8月5日 17時) (レス) id: 9d96e3fdfc (このIDを非表示/違反報告)
ハク - あと、一人称も「俺」です (2014年7月15日 23時) (レス) id: 11ec36ab60 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:名無人 | 作成日時:2012年7月17日 22時

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