とある少年の過去byグレン ページ37
ずっと昔。
オレがまだ孤児院にいた頃
その日は、いつものように、夜に抜け出し街を散歩していた時のこと
ユキネ「ね、キミがグレン？」
グレン「………」
女に会った。
知らない奴に名前を教えるほどオレはバカではない
……なので、キャラを作ることにした
体育会系で、「〜っス」とか言う奴
人懐こくて、誰とでもすぐに仲よくなれそうな奴
そしてーーーーー嘘が嫌いな真っ直ぐな奴
オレとは、まったく正反対の奴
グレン「…そうっスよ！キミは…？」
ユキネ「私はユキネ。キミのことを連れて来てと言われてるんだ」
グレン「へぇ。誰なんスか?」
ユキネ「それは言えない。だから、ついてきて」
グレン「…すまないっスけｄ「ちょっと!!何やってるの!!?」(…ッチ)」
ユキネとか簡単に名乗った。警戒心とかないのかよ
と、あのクソババア(院長先生)がやってきた
あの野郎……オレを連れ戻しにきたな
孤児院の奴ら、皆オレのことを化け物と思ってるからな
「あら貴方、この子に何もされてないわよね？」
ユキネ「……何か、とは？」
「この子、たまに目が赤くなるのよ。」
ユキネ「！！」
グレン「………。」
「それに思ってることを全部当てるの
だから……貴方も被害にあったら言うのよ。きっちりお仕置きしておくから」
ユキネ「そうですか。それでは」
グレン「(二度と来んなよ)」
"お仕置き"
それは暴力のこと。
この時、コイツは読心術でも使えるんじゃないかと思った
そう、すれ違いざまーーー"また来るよ"と言っていた
オレは思わず、驚いてしまった
そしてアイツの目が赤くなっていたことも見てしまった
後ろではババアが苦しんでいたこともーーーーー
＊ ＊ ＊
あの日から数週間後
オレは「メカクシ団」に入った
そこの奴らは、オレと同じような能力を持った奴らだった
そこでもオレは、偽る。
自分の言葉に嘘を重ねて
常に笑顔を絶やさないようにして、本心を読み取られないようにして
なるべく嫌なことは我慢して
いい子でいてーーーー
セツナ「……来いグレン。団員を紹介する」
グレン「わかったっス！」
セツナ「お前の荷物は後で皆で運ぶからな」
グレン「了解！」
コイツも余計な情報を省いて、本当の情報を読み取ろうとした
けど、それは効かなかった
それどころかーーー
セツナ「……よろしくな、グレン」
グレン「!!」
オレの本心が、見破られたような気がした。
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キル＠村田(プロフ) - *LERELUA*さん» な、なら良かった････ (2013年3月10日 14時) (
レス) id: 42c63c4694 (このIDを非表示/違反報告)
*LERELUA*(プロフ) - キル＠村田さん» えっ!?あ、だっ、大丈夫だよ!!!?もう解決策見つけたし!!…だ、だからほら、えぇと、なっ、泣かないで……っ？ね……？（つд；*) (2013年3月10日 13時) (レス) id: ceecd53c0c (このIDを非表示/違反報告)
キル＠村田(プロフ) - な、何か話がつかめないけど････ミラごめんね(´；ω；｀) (2013年3月10日 12時) (レス) id: 42c63c4694 (このIDを非表示/違反報告)
*KANON*(プロフ) - せんさん» いいよ！パスはsetunaです！ (2013年3月10日 0時) (レス) id: 8e8dc3aee6 (このIDを非表示/違反報告)
せん - 2作目にもう書いちゃっていいんだよね？ (2013年3月10日 0時) (レス) id: 32b86f5983 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：非公式メカクシ団 x他2人 | 作者ホームページ：
作成日時：2013年3月3日 12時
