揺らいだ『日常』。byミラ ページ32
バタンッ!!
自分の部屋のドアを後ろ手で勢いよく閉め、そのままドアに寄りかかる。
「………っ、どうしようっ……」
ズルズルッとその場に座り込み、膝を抱えた。
―――出そうになってしまった。
―――抑えきれなく、なりそうだった。
…………たったの一言。
たった、六音だけの、言葉なのに。
「……っ、怖いよ……っ…」
――自分が。
抑えられなくなった時、晒してしまった時の自分が。
今まさに、晒しそうになってしまっている、自分が。
体が震える。
冷や汗が、頬を伝った。
「………っ…もう……嫌なのにっ……」
暗い部屋の中に、壁にかけた時計の音だけが響く。
それはまるで、私に『早くここから立ち去れ』と言っているように聞こえた。
・その頃、他のメンバーは…・
レミト「……お待たせ………」
セツナ「おう、やっと来たか。」
ユウ「…あれ?ミラは?」
ミシェル「一緒じゃないの…?」
レミト「………?来てないの?……何か、焦ったような感じで俺の部屋出てったよ…?」
セツナ「はあっ?」
ユキネ「……ミラ、何かあったのかな。」
ノナ「いやでも、案外大丈夫かもよ?」
ミホ「……トイレ、だったりしてw」
グレン「……………」
セツナ「……とりあえず、先に飯食ってるか。」
*****
続きます!!
あ、あと、次のはアキsideから始まります!!
14人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
キル@村田(プロフ) - *LERELUA*さん» な、なら良かった・・・・ (2013年3月10日 14時) (レス) id: 42c63c4694 (このIDを非表示/違反報告)
*LERELUA*(プロフ) - キル@村田さん» えっ!?あ、だっ、大丈夫だよ!!!?もう解決策見つけたし!!…だ、だからほら、えぇと、なっ、泣かないで……っ?ね……?(つд;*) (2013年3月10日 13時) (レス) id: ceecd53c0c (このIDを非表示/違反報告)
キル@村田(プロフ) - な、何か話がつかめないけど・・・・ミラごめんね(´;ω;`) (2013年3月10日 12時) (レス) id: 42c63c4694 (このIDを非表示/違反報告)
*KANON*(プロフ) - せんさん» いいよ!パスはsetunaです! (2013年3月10日 0時) (レス) id: 8e8dc3aee6 (このIDを非表示/違反報告)
せん - 2作目にもう書いちゃっていいんだよね? (2013年3月10日 0時) (レス) id: 32b86f5983 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:非公式メカクシ団 x他2人 | 作者ホームページ:
作成日時:2013年3月3日 12時