彼女は2代目黄色い閃光 ｰ2ｰ【NARUTO】

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ヒルゼン｢…そうか…暁が｣


Aはペインのことをヒルゼンに報告していた。



A｢はい。暁にはイタチもいると聞いています。｣




ヒルゼン｢…Aは、暁に入りたいか？｣



A｢ナルトとは…離れたく無いです。｣



ヒルゼン｢…なら｣



A｢でも私はもうナルトに、人柱力に修行をつけるつもりは無いです。｣


ヒルゼン｢!?何故…｣




A｢我愛羅やナルトを見ていてわかったんです。この子はすぐに私を追い越してもっと強くなる…と。｣




ヒルゼン｢では、どうする？｣




A｢ナルトは私の教えを覚えてくれました。もう私から教えることは無いです。

中忍試験が終わったらカカシに全てを任せます。｣




ヒルゼン｢本当にそれで良いんだな…？｣




A｢…はい｣




ヒルゼン｢では、中忍試験後Aに長期任務を課す。｣



A｢わかりました。｣



――――――――――――――――



これで、良かったんだよね…


ヒルゼン様に言ったことは本心だ。いつかナルトは私より強くなる。それならもっと良い師につくべきだ。


暁…
正直ちょっと怖いな。
でも、2代目黄色い閃光として、
木の葉のために…



ナルト｢A姉ちゃ――ん!!｣




A｢ナルト!!(ﾆｺｯ｣



もう少ししたら、この笑顔とは遠くなっちゃうのかな…


ナルト｢あのさ､あのさ!カカシ先生が中忍試験に推薦してくれたってばよ!!(ﾆｶｯ｣



A｢良かったね!!頑張んな!(ﾆｺｯ｣



ナルト｢おぅっ!!｣




あと少し……ナルトとの、みんなとの時間を大切にしたいな…

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