彼女は2代目黄色い閃光 ｰ2ｰ【NARUTO】

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A｢アンコさんっ!!｣



アンコ｢A!大丈夫だったか!?｣



A｢はい…火影様は？｣



アンコ｢塔にいるけど…｣



A｢ありがとうございます!!｣



―――――――――――――――――




ヒルゼン｢…そうか、Aはオロチマルがいるかぎり死なぬのか。｣



A｢はい。｣




ヒルゼン｢…よし、決めた。｣



A｢？何を？｣



ヒルゼン｢おぬし…すぐに暁に入れ。｣



A｢!?何故…｣


ヒルゼン｢オロチマル達にとって、お前は厄介な人物じゃ…

いつか、オロチマルが何か仕掛けてくるはず…


暁にいれば、仲間が守ってくれるからのぉ…｣




A｢では…｣



ヒルゼン｢どうした？｣



A｢私はオロチマルに殺されたと皆に伝えて下さい。｣



ヒルゼン｢!?｣



A｢長期任務といえど、いつかは…

とくにカカシ達上忍には暁の存在がばれてしまいます。

だから、死んだことになれば深追いしないはず…｣



ヒルゼン｢……ナルトは…｣



A｢あの子は強いです。きっと…きっと……｣



Aの頬に涙が一筋光った。



ヒルゼン｢そうか…それがお前の火の意志か。よかろう、A。｣



A｢また、帰って来ます。……絶対｣




ヒルゼン｢あぁ。｣




――――――――――――――――



また、帰ってくる。




そうだ。

私はただ、任務で木の葉のために…


ナルト、カカシ、サスケくん、サクラ、
ヒルゼン様、里の皆…



帰ってくるまで、私を待ってて下さい。


死んだことになっても…



私の火の意志を…


信じていてね…

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