私、幸せになります (ページ22)

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木馬荘事件(少し原作と違います) ページ22

ー事件終了後ー

コナン達、少年探偵団は弓長警部からカイト君の日記を見ていた。

「ねーぇ、この10月5日には出てきて無いけど、黒い人ってだれなんだろうね？」

「あぁ確かに……しかし、分からねーんだよな」

ーー8月5日
黒い人が大きなバッグを持って、「買い物に行く」と言っていた。その夕方に赤い人が黒い人を探していた。その黒い人からは飴をもらっていたから居なくなったら悲しいな。

(まさか、黒い人って……)

コナンは最悪な事態になるぞと思い、灰原に相談した。

「おい灰原、黒い人ってまさかな……」

「違うと思うわ…だって、」

「多分、その黒い人っていうのは僕の彼女だと思うよ」

「彼女？黒い人がですか？」

光彦が大学院生の沖矢昴に駆け寄る

「あぁ…彼女はよくその大家さんの息子さんに飴をあげていたから」

「黒の車って何があるか？」

コナンが頭を必死に働かせても出てこない。

「……霊柩車」

灰原がポツリと言う。

「でも、何でだ？」

「じゃあ、カイト君のお見舞いの時に聞いてみよ！」

「さんせー！」

「その病院、結構遠いから博士に車で連れてってもらおーぜ！」

「博士？」