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今年の3月14日
さっき学校で別れたはずのユジンに
家の前で告白されて
付き合うことになったんだ
その時もジナと一緒に居たんだっけ…？
あー、だんだん思い出してきた
次の日の放課後
先輩がジナを迎えに来て
初めて2人が付き合い始めたことを知った
今思えばジナの言うとおり
浮かれてたんだと思う
2人が付き合い始めたこと
ちょっと考えればおかしいってわかったはずなのに
俺に合わせてくれたのかな…
そうだったらかなり落ち込むんですけど
そんな俺の予想に反して
ジナから告げられたのは愛の言葉だった
JN「ずっとAのことが好きだった」
……は？
JN「Aに初めて彼女が出来たときもそう
喜んだフリしたけど、本当は誰にもやりたくなかった」
『ちょ、ちょっと待てっ、』
JN「それなのにAときたら簡単に他の女のものになるし…
ユジンと付き合うようになった時も笑顔で報告してきたよね？
僕がどんな気持ちで聞いてたかわかる？」
『だって、普通に嬉しかったし
ジナも笑顔で聞いてくれてたから』
JN「あんな見た目だけの女なんか全然タイプじゃないのに
Aがさっさと別れないから
こんな面倒くさいことになってるんだけど」
『んなの知るかよ！』
本気で俺に合わせてくれたってことなのか？！
『なぁ、先輩と付き合うようになった理由って、』
JN「Aがユンジと付き合ったからだよ」
マジか…
なんでそうなるんだよ…
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作者名：HEKi | 作成日時：2023年5月14日 23時
