今日:10 hit、昨日:2 hit、合計:47,289 hit
小｜中｜大
赤鼻サンタ ページ2
一年で1番嫌いな日かも…
12月24日。
恋人でもない私たちには予定を確認するなんて、怖くて出来ないこと。
チキン買ったり、ケーキ買ったりして来なかったら？
切なすぎるからやめよ。
クリスマスコーナーはスルーして、いつもの買い物をして家に帰った。
もうすぐ日付も変わる…
仕事で疲れてたんだから、早く寝ちゃえば良かった…
待ってないフリして、ちゃっかり待ってる自分に呆れる。
電気を消して、ベッドに入った。
しばらくして鳴り出した携帯。
ディスプレイには1番会いたい人の名前。
「もしもし」
「なにしてんの？」
「え？」
いつもよりかなり低い声が聞こえた。
「誰と一緒？」
「いや、1人…寝てたよ」
寝室から出てリビングへ行き、部屋の電気をつけた。
「焦った…ごめん、今から行くから開けといて」
そう言って切れた電話。
鍵を開けたと同時に開くドア…
さっきまで身体を纏ってた暖かい空気が冷たい空気に包まれた。
入って来た大ちゃんに抱きしめられた…
「大ちゃん？どうしたの？」
いきなりの行動に思考がついていかず……
抱きしめられているから顔も見えないし…
何かあったの？
「オレのこと、好き？」
「え？………」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 81人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：めい | 作成日時：2020年10月2日 23時
