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22話 ページ23

シ「あ…俺、その事なんだけど」


シンタローが複雑な顔で私を見る


シ「俺、アヤノの事好きなのかどうかわかんなくなってきてる……」


…は?
わかんないって


『好きじゃないってこと?』


シ「いや、好きは好きだけど、恋愛で好きなのかどうかってこと。」


いやいやいや、どう見たってシンタローアヤノのこと好きじゃん。

アヤノと喋ってる時とか照れてるし


『いや、私にはアヤノの事が好きみたいに見えるけど?』


シ「…そうなのか。わかんねぇなー…」



そう言って頭をかく

いやいやいや


『いや、ちょっと何言ってるかわかんない』
(サンドイッチマン富澤)




『とにかく、好きか好きじゃないか真剣に考えたら?』


アヤノだってシンタローの事が好きなのにシンタローが曖昧な気持ちなら失礼だよ。


シ「そうか。そうだな!ありがとう。」



そういいまた頭を撫でられる。


こういうところだよね。
私が諦めきれない理由

頭なでるの、シンタローが私にしかやらないことだって昔から知ってる。


しかもアヤノの事が好きなのかわからないって聞いた今、自分にもチャンスがあるのかも…

なーんてアヤノに失礼なことを考えてしまった。





遥先輩達の所へ戻ろうとすると




ベンチに座っているはずの2人がいない。


どこに行ったのかを見渡すと…







シ「『まじか』」


シンタローと思わず声が合わさる



なんてたって遥先輩とアヤノがシューティングゲームをしているからである。




は「それ!…アヤノちゃん強いね…」


ア「遥先輩にはかないません!」



なんか…普段おっとりしてる2人が真剣にグロイゲームしてるの見ると癒されるな…



『ふふ、2人とも可愛い!』



シンタローを見ると同じく笑っている




シ「なぁ、アヤノ達が終わったらさ




久々に俺らもゲームしねぇ?」


久しぶりにみた少年のようなシンタローの笑顔に私は隠せないほどに心臓が早くなった。


『うん、そうだね!』


シ「俺、負けねぇから」


『ちょっとくらいは手加減してよね〜!』


するわけねぇだろと笑うシンタロー。


私は昔の気分に戻った気持ちで
久しぶりにシンタローに本当の笑顔を見せた




なんだろ、




あぁ、もう、




本当に好き。



___________

好きが溢れる恋っていいなぁ

久しぶりです。待たせてしまいすみません…

また暇がある時に更新します。

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らんぐぅどしゃ(プロフ) - 初コメ失礼します。久々の更新でとてもテンションが上がってしまいましたw のんびり更新でもずっと待っています! (2017年12月19日 23時) (レス) id: f115867e12 (このIDを非表示/違反報告)
ネット中毒少女(プロフ) - 少し前から読んでるんですが、面白い(面白いって言っていいのか…?)です!!更新頑張ってください!! (2016年7月10日 22時) (レス) id: af08178a2e (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - 芳月さん» 9階ですか!?おおう想像しただけで震えがァ!1階でも揺れがすごいのにそれが9階…怖いですね。ご無事でなによりです!更新頑張ります! (2016年6月9日 23時) (レス) id: 7411ab3058 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - ハナさん» ありがとうございます!頑張ります!! (2016年6月9日 23時) (レス) id: 7411ab3058 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - くりあみさん» そう思っていただいてもう涙出ます(´;ω;`)ありがとうございます!私も中学校のころこんな青春送りたかった(´nωn`)コメントありがとうございます! (2016年6月9日 23時) (レス) id: 7411ab3058 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:めみ。 | 作成日時:2016年4月29日 13時

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