第33話 ページ35
「「「(…ルール、関係ねーじゃん)」」」
「局長ォォォォォォ」
「てめェ、何しやがんだクソ女ァ!!」
妙「あ〜〜〜〜〜、やんのかコラ」
「「「『すみませんでした』」」」
妙の凄みに全員土下座した。
『すごっ…怖っ』
山「新八君、君も大変だね』
新「もう慣れましたよ」
新八は遠い目をしていた。
山「え〜と、局長が戦闘不能になったので、一戦目は無効試合とさせて頂きます。二戦目の人は最低限のルールを守ってください…」
新「『!!』」
すでに二戦目の神楽と沖田は合図を待たずして、始めていた。
二人は物凄い速さで攻防を繰り広げている。
「おおおお、もう始まってんぞ」
「速ェェ!!ものスゲェ速ェェ!!」
「あまりの速さに二人ともメットとハンマーを持ったままにみえるぞ!!」
『ルールは一応守ってはいるね』
土「ホゥ、総悟と互角にやりあうたァ、何者だ、あの娘。奴ァ頭は空だが腕は真選組でも最強をうたわれる男だぜ」
銀「互角だァ?ウチの神楽にヒトが勝てると思ってんの?奴はなァ、絶滅寸前の戦闘種族″夜兎″なんだぜ。スゴイんだぜ〜」
土「なんだよ、ウチの総悟なんてなァ…」
新「オイッ、ダサいから止めて!!俺の父ちゃんパイロットって言ってる子供なみにダサいよ!!」
銀時と土方は座り込んでウチの子自慢をしていた。
『というかアンタら何飲んでんの!?』
銀「あん?勝負はもう始まってんだよ」
二人の手にはお酒が入ったグラス。
銀「よし次はテキーラだ!!」
土「上等だ!!」
銀「A、酌頼むわ!」
『するか、ボケ!テキーラに酌なんていらないし、もう酔っ払ってんでしょーが!』
土「A、俺にも酌頼む」
『だからしないし、いらないって言ってんでしょーが!!』
新「勝手に飲み比べ始めちゃってるよ…」
『ったく…まともな二回戦は…』
Aは沖田と神楽の様子を見る。
『おぉー、あっちは苛烈になってんね〜。あれ?何やってたんだっけ?』
新「何言ってるんですかAさん。叩いてかぶってジャンケン…って!二人ともメットとつけたままじゃねーか?ハンマーないし!!じゃんけんもしてないし!!」
『じゃんけんどころか殴り合いだね』
新「だからルール守れって言ってんだろーがァァ!!」
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芽衣(プロフ) - ☆りんご☆さん» コメントありがとうございます!電車で吹き出すのは申し訳ないです💦更新頑張りますので、これからもよろしくお願いいたします。 (2月9日 17時) (レス) id: d2b404e22c (このIDを非表示/違反報告)
☆りんご☆(プロフ) - とっても面白くて、電車で読んでて吹いてしまいました!これからも頑張ってください!更新楽しみにしてます! (2月9日 16時) (レス) id: a05365e04e (このIDを非表示/違反報告)
芽衣(プロフ) - サーモン13さん» コメントありがとうございます!更新頑張ります! (2月5日 21時) (レス) id: 6fe95a71fc (このIDを非表示/違反報告)
サーモン13 - この作品めっちゃ好きです!更新頑張ってください!!! (2月4日 20時) (レス) id: 2b34b441a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:芽衣 | 作成日時:2024年2月1日 7時