坂田夫婦は離婚寸前（絶対ーしねぇからな！！）

第32話 ページ34

「いけェェ、局長ォ！！」

「死ねェ副長！！」

土「誰だ今死ねっつったの！！切腹だコラァ」

『どう考えても総悟でしょ』



近藤、土方、沖田と銀時、神楽、銀時は、ヘルメットとピコピコハンマーが置かれた机を挟んで向かい合う。



山「えー、勝敗は両陣営代表三人による勝負で決まります。審判は公平を期して、新八君と僕、山崎が務めさせてもらいます。勝った方はここで花見をする権利➕お妙さん➕Aさんと弁当を得るわけです」

『勝手に景品にするな。あと弁当と一緒が腹立つ』

新「何その勝手なルール！！あんたら山賊！？それじゃ僕ら勝ってもプラマイゼロでしょーが！！」

『だから私と弁当を一緒にしないでくれ、新八君』
　
山「じゃあ君らは➕真選組ソーセージだ！屯所の冷蔵庫に入ってた」

新「要するにただのソーセージじゃねーか！！いるかァァァ！！」

『おい、いい加減にしてくれ。今度はソーセージか？』



額に💢マークがたくさんついているAを無視して、話は進む。



銀「ソーセージだってよ、気張っていこーぜ」

神「バカかー！！お前らバカかー！！」

『あの天パ殺す』



山「それでは一戦目、近藤局長 VS お妙さん」

新「姉上、無理しないでください。僕変わりますよ」

妙「いえ、私がいかないと意味がないの。あの人どんなに潰しても立ち上がってくるの。もう私疲れちゃった。全て終わらせてくるわ」



妙の口元は笑ってはいるが、目が笑っていなかった。



新「(ヤバイ、あの目は…)」

山「ハイ！！叩いてかぶってジャンケンポン！！」



新「(殺(や)る気だ)」



近藤はグー、妙はパーを出した。
すぐさま近藤はヘルメットを被る。



近「おーっと、セーフぅ！！」

新「セーフじゃない！！逃げろ近藤さん！！」

近「え？」

妙「天魔外道皆仏性四魔…」




妙は念仏を唱えながらピコピコハンマーを振り上げている。



近「ちょっ…お妙さん？コレ…もうヘルメットかぶってるから！ちょっと？」

『南ー無ー』



妙がピコピコハンマーを振り下ろすと、ヘルメットは粉々に割れ、近藤は鼻血を出しながら倒れた、

その光景に唖然とする一同。
ただ一人、Aは近藤に手を合わせる。





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