坂田夫婦は離婚寸前（絶対ーしねぇからな！！）

第31話 ページ33

土「とにかくそーゆうことなんだ。こちらも毎年恒例の行事なんで、おいそれと変更できん」

近「お妙さんだけ残して去ってもらおーか」

土「いや、お妙さんごと去ってもらおーか」

近「いや、お妙さんはダメだってば」

銀「何勝手にぬかしてんだ。幕臣だかなんだかしらねーがなァ、俺たちをどかしてーならブルドーザー持ってこいよ。Aと弁当置いてけ」

妙「バーゲンダッツ1ダース持ってこいよ」

神「フライドチキンの皮持ってこいよ」

定「フシュー」

新「案外お前ら簡単に動くな」

『というか勝手に私も入れんなよ』

土「面白れェ、幕府に逆らうか？今年は桜じゃなく、血の舞う花見になりそーだな…てめーとは毎回こーなる運命のよーだ。こないだの借りは返させてもらうぜ！」



土方とは刀に手を掛け、双方一触即発状態だった。



沖「待ちなせェ！！」

土「！」

沖「堅気の皆さんがまったりこいてる場で、チャンバラたァいただけねーや。ここはひとつ、花見らしく決着つけましょーや」



沖「第一回陣地争奪…叩いてかぶってジャンケンポン大会ぃぃぃぃぃぃ！！」



沖田はヘルメットを被り、ピコピコハンマーを構えていた。



「「「『花見関係ねーじゃん！！』」」」

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