第21話 ページ22
「局長ォォォ!!」
ライフルを撃った男は姿を消した。
土「山崎!!」
土方は山崎に男の跡を追うように指示し、皆んなは近藤の元へと駆け寄る。
沖「近藤さん!!しっかり」
「局長ォォ!!」
『動かさない!!幸いな事に弾は貫通してるみたいだね、早く医者を!!』
禽「フン、猿でも身代わりにはなったようだな」
禽夜の言葉に沖田は刀を抜こうとする。
しかし、それを土方が止めた。
土「止めとけ、瞳孔開いてんぞ」
しかし、Aが刀を抜き、既に禽夜の首に突きつけていた。
土「(俺が気づかなかっただと!?コイツの居合の速さは分かっていたはずだったが…いつもは手ェ抜いてやがったな)Aも止めとけ」
『……チッ』
禽「貴様っ、こんな事していいと思っているのか!?』
土方の言葉でようやく刀を下ろす。
禽夜は尻餅をつき、腰を抜かしていた。
夜ーーーーー
『ねぇ、総悟』
沖「何でさァ」
『私さァ、いいこと思いついちゃったんだけど、ノる?』
Aは黒い笑みを浮かべると、沖田は意図を汲み取ったのか、同じように笑った。
その夜、禽夜の部屋をノックする音。
禽「誰だ」
『失礼致します』
禽夜の部屋に入ってきたのはAだった。
禽「き、貴様はっ!!」
『先ほどは失礼致しました。お許しを願いたく、参りました所存でございます。どうぞ、このAめでお許しくださいませ禽夜様』
Aの格好は着物を裸させ、谷間を強調させながら部屋に入ると、土下座をした。
禽夜はAの谷間を見て、長い舌を出す。
禽「おぉ、そうかそうか。近う寄れ」
『お酒もお待ちしましたので、どうぞ」
禽「おぉ気が利くな」
Aは酒瓶を持ち、禽夜にお猪口を持たせると酒を注ぐ。
グイッと禽夜がお猪口を仰いだ。
禽「うまい酒だ…な…」
それだけ言うとバタッとうつ伏せで倒れ込む。
ガラッと扉が開くと総悟の姿があった。
総悟とAは再び黒い笑みで笑い合う。
その頃万事屋ではーーーーー
銀「やっぱり行くわ!!俺のAアンテナはビンビンだっ!!」
新「いい加減にしてください、銀さん!!気のせいですって!!」
神「そうヨ、それにもし襲われてたとしてもAなら返り討ちにきっとしてるアル」
銀「行かせろーー!!」
新「アンタただ単にAさんに会いたいだけだろーがー!!」
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芽衣(プロフ) - ☆りんご☆さん» コメントありがとうございます!電車で吹き出すのは申し訳ないです💦更新頑張りますので、これからもよろしくお願いいたします。 (2月9日 17時) (レス) id: d2b404e22c (このIDを非表示/違反報告)
☆りんご☆(プロフ) - とっても面白くて、電車で読んでて吹いてしまいました!これからも頑張ってください!更新楽しみにしてます! (2月9日 16時) (レス) id: a05365e04e (このIDを非表示/違反報告)
芽衣(プロフ) - サーモン13さん» コメントありがとうございます!更新頑張ります! (2月5日 21時) (レス) id: 6fe95a71fc (このIDを非表示/違反報告)
サーモン13 - この作品めっちゃ好きです!更新頑張ってください!!! (2月4日 20時) (レス) id: 2b34b441a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:芽衣 | 作成日時:2024年2月1日 7時