第17話 ページ18
『銀時…やっぱりアンタと一緒になりたいんだ…』
銀「A…」
『愛してる』
銀「俺もだ…」
銀さんの銀さんいっきまーす!!
パチッ
銀「……………最悪だ…」
銀時は夢から覚め、体を起こす。
銀「おいおい、マジかよ。夢なら最後まで見させてくれよ。どんだけ俺が我慢してるか…5年だぞ5年。銀さんの息子も使いもんにならなくなったらどーすんだ‥ん?」
頭を抱え、視線を落とすと足の間の布団が膨らんでいるのが見える。
銀「マジ?使いモンにはなりそうだがよ…はぁーーー」
神「花見アルーーー!!!」
銀「ぎゃーーーーー!!!」
その時、襖から神楽が飛び出し、銀時の足の間に飛び降りた。
銀時は悲鳴を上げて体をVの字に折り曲げる。
神「銀ちゃん!今日は姉御達と花見アルよ!早く起きるヨ!!」
銀「か…神楽っちゃん?…っ…ふっ踏んでるからっ…銀さんの銀さん無理やり寝かせないでェェェェェェ!!」
神「何言ってるアルか?」
銀「ど…どいて…とにかくどいて…っ…頼むっ…」
神「分かったアル」
銀「ガクッ」
漸く銀さんの銀さんの上から降りた神楽。
刺すような激痛から鈍痛に変わり、ガクッと倒れ込む銀時だった。
神「どうしたアルか?何か硬かったアル。どっか悪いアルか?」
銀「…今度こそ使いモンにならなくなったかも…泣。それにな、花見は来週だ」
ブルッ
沖「どうしやした?Aさん」
『いや、なんか寒気が…風邪かな。…あっ、やっぱりアイツのせいだ』
沖「アイツ?」
『何でも無いよ(やっぱアイツ、しょっ引いとけばよかった…)』
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芽衣(プロフ) - ☆りんご☆さん» コメントありがとうございます!電車で吹き出すのは申し訳ないです💦更新頑張りますので、これからもよろしくお願いいたします。 (2月9日 17時) (レス) id: d2b404e22c (このIDを非表示/違反報告)
☆りんご☆(プロフ) - とっても面白くて、電車で読んでて吹いてしまいました!これからも頑張ってください!更新楽しみにしてます! (2月9日 16時) (レス) id: a05365e04e (このIDを非表示/違反報告)
芽衣(プロフ) - サーモン13さん» コメントありがとうございます!更新頑張ります! (2月5日 21時) (レス) id: 6fe95a71fc (このIDを非表示/違反報告)
サーモン13 - この作品めっちゃ好きです!更新頑張ってください!!! (2月4日 20時) (レス) id: 2b34b441a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:芽衣 | 作成日時:2024年2月1日 7時