おまえのバスケ ページ15
日「雪乃ー、アイツ今日ケータイ忘れたのか?てかすぐフラフラどっか消えるって…子犬か!」
日向達は雪乃を探して歩き回っていた。
リ「それより早く見つけましょ!逆エビの刑はそれからかな!
日「………:」
リコがキレているのを見て、日向は冷や汗をかく。。
火「…ったく」
ため息を吐いた火神は、ふと横をみるとバスケットコートがあった。
コートの中では数人の男子がバスケをしている。
火「(おっ、ストリートか。日本じゃ久しぶりに見るなー)」
コートの向こう側では黄瀬と雪乃が話しているところを火神が見つけた。
火「!」
『………わかりません』
黄「へ?」
雪乃の答えに黄瀬は拍子抜けした。
『帝光の方針に疑問を感じたの確かに決勝戦が原因です。あの時私は何かが欠如していると思った』
黄「スポーツなんて勝ってなんぼじゃないスか!それより大切なことなんてあるんスか!?」
『私もこの前までそう思ってました。だから何がいけないかはまだハッキリ分からないです…ただ、私はあのころバスケが嫌いだった』
そういう雪乃の表情は暗かった。
『ボールの感触。バッシュのスキール音。ネットをくぐる音。ただ好きで始めたバスケなのに。だから火神君に会ってホントにすごいと思いました。
心の底からバスケットが好きで、ちょっと怖い顔やクサった時もあったみたいだけど、全部人一倍バスケに対して真剣だからだと思います(昔のあの人みたいに…)』
黄「…やっぱ分かんねっスわ」
黄瀬は笑った。
『おまえのバスケ』
195人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しの - 8ページの同点が同店になっていました (2022年6月4日 9時) (レス) @page8 id: 4405ba540e (このIDを非表示/違反報告)
美咲 - だいぶ前の作品に失礼します。芽衣さんの小説初めて読みました。とっても面白かったです!他のお話も楽しんで拝見させてもらいます。あと、雪乃可愛い! (2020年9月9日 21時) (レス) id: 76630b0d2f (このIDを非表示/違反報告)
クリスタル(プロフ) - 断然強ーわ!!のページ33の台詞に降「16点差!?スゲェ!!」と、書いてありますが得点は8-23で、残りは15なので16ではなく15点差なのではないでしょうか。生意気なことをいってしまってすいません。 (2019年1月7日 14時) (レス) id: f3deb9f105 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:芽衣 | 作成日時:2017年7月15日 15時