【歌い手】君と巡り会えたから【さかうら】

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千里side

やっと坂田とうらたんが付き合えたみたいですよー

よかったですねー

リア充爆発しろですねー

ま、坂田ならうらたん任せて大丈夫でしょ

問題は…






せ「はぁ………」







僕なんやけどね…

でもなぁ…

し「？千里？悩み事？」

志麻くんにちょっとだけ頼ろ

せ「なんでもないですよ」

し「…そっか…」

さ「じゃあ僕ら先帰っとくよー」

し「ほーい」

いつも一緒に帰ってたけど今はちょっとイラつくなぁ…

リア充め…

し「さ、千里！俺らも帰ろ！！」

せ「はい」

今いっか…

志麻くんとの時間を楽しも

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

志麻くんと他和いのない話をしてると

男1「え？千里じゃん」

せ「あっ………」

男2「おお！！まじで千里だ！！ww」

な、なんで……

せ「な、なんで…ここに居るん？」

男1「ここの近くに用事があったんだよw」

男2「てか、お前まだ金髪なんだなww」

やめろ

男1「あの時めっちゃ楽しかったよな！千里頭から水バーｯってかかってさぁww」

やめろｯ…

し「何があったん？」

ｯ！志麻くん…

男1「え？お前知らねぇの？」

やめろ！

男1「こいつな…中学の時…」

やめろｯ！！









男1「イジメられてたんだよw」









頭の中が真っ白になった

一番聞いてほしくない相手に聞かれてしまった

また…嫌われるの…？

また……僕の隣から離れていくの…？

また…あんな想いしなきゃいけないの…？

志麻くん…

志麻くんｯ……









し「それが何？」









…へ？…

男2「はぁ？気持ちわりぃって思んねぇの？」

し「は？別に？」

男1「はぁ…もういい。行こうぜ」

ｽﾀｽﾀ

あいつらは帰ってく…

でも僕は顔をあげることができない…

志麻くんに嫌われてしまうのだろうか…

『え…千里くんってそんな人なの？…』

『千里くんってあんまり好きじゃないんだよねー』

『wwwwほれほれ〜ww取り返してみろよ〜ww』

昔のことが走馬灯のようにかけ巡る

嫌、われる…のか…

ははっ…

大丈夫…慣れてるから…

ポン

不意に頭に温もりをかんじた

し「…言いたいことがあるなら言って。言えれないならずっと待っとく。」

ほんっとこういうとこは優しいから…

こういうとこの志麻くんが…







好きだなぁ…

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