合作しようぜ【AU】[合作] (ページ22)

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#3.2 (シロside) ページ22

私がそう言うとロストは首を傾げて言った。

ﾛｽﾄ「......わからん」

いや、わからんってどういう事？私はロストの答えを聞いた瞬間笑いが込み上げてきて、少し笑ってしまう。

ﾛｽﾄ「何笑ってんだよ笑」

ｼﾛ「ロストが変な事言うからでしょ？笑」

私達はそう言って笑いあってると、隣に居るクロスさん達が話している。

ﾅｲﾄﾒｱ「知り合いみたいだな」

ｸﾛｽ「あの人間.....ロストはどこに居たんですか？」

ﾅｲﾄﾒｱ「穴の所だ」

ｸﾛｽ「え？俺たちの方の人間も穴の所ですよ！」

ﾅｲﾄﾒｱ「.......凄い偶然だな」

ｸﾛｽ「ですね.......」

彼らの話を聞いていた私は、一旦笑うのを止めて状況を整理する。どうやらロストも私と同じ状況でこの世界に来たばかりのようだった。

ﾛｽﾄ「お前もこの世界に来たばかりなんだよな？」

ｼﾛ「うん......学校の屋上で寝てて、起きたらここに居たんだ.......」

ﾛｽﾄ「俺も山の上で寝ていたらここに来てたんだ。俺はいわゆるトリップなんじゃないかと考えてる」

トリップ.......異世界転生みたいな？ゲームとかではよく聞くな......

ﾛｽﾄ「......まぁ、俺は別に元の世界に戻りたくは無いけどな」

ロストがそう言うので私は驚いてロストを見る。私も全く同じ事を考えていたのだ。元の世界に戻っても疲れる日々ならいっそここで過ごそうと思っていたのだ。

ｼﾛ「......私も。戻っても楽しくないしね」

ﾛｽﾄ「お前、最近会ってなかったがあんまり変わってないな？」

ｼﾛ「ロストもでしょ？」

私はそう言って笑いあっていると、クロスさんが私に言った。

ｸﾛｽ「とりあえず、俺はクロスです。分かりやすいよう皆で自己紹介しませんか？」

クロスさんの言う通り、まずは自己紹介が優先だ。私はクロスさんの次に続いた。

ｼﾛ「そうですね、私はシロです。この世界に来たばかりで未だ色々分からない事が多いです！」

ﾛｽﾄ「シロ、そんな改まってなくてもいいだろ？......俺はロストだ。俺もこの世界に来たばかりで分からない事が多いが宜しくな」

ｸﾛｽ「はい、宜しくお願いしますね！」

クロスさんがそう言うと触手を生やしている方が私達を見た。

ﾅｲﾄﾒｱ「俺はナイトメアだ、闇AUのリーダーをしている。お前らに色々聞きたい事が山ほどあるが......まずはこの家を案内してもらえ」

この人がナイトメアさんか......！闇AUっていうのはここのチーム名？みたいな感じかな？