【あんスタ】告白をしてさようなら…【朔間凛月】 (ページ7)

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怒鳴りの声ページ7

あと、Knightsのレッスンが終わるまで三十分

…でも…凛月いるんだよね…

そう思うと楽しみにしていたレッスンがだんだんと不安感を抱くようになってしまう。

…ダメ…ダメだよね。

レッスンなんだから私情を挟んじゃ…

私はﾊﾟﾁﾝと両手で頬を軽く叩き、レッスン室の扉を開いた

A「遅くなってごめんなさい！「ちょっと、いい加減にしてよね！！」！！」

そこには、机を叩き怒っている瀬名先輩と驚いて突っ立ている凛月、

司「せ、先輩方！stopです！」

嵐「そうよ！二人とも落ち着きましょ！」

驚きながらも二人を落ち着かせようとする司くん、なる姉

レオ「…」

無言のまま、二人を見つめるレオ先輩だった。

瀬名「今日ずっと集中出来てなかったでしょ！だったらいつも通り床で毛布被りながら寝てたら！？」

凛月「…」

A「ちょ、ちょっと！二人とも落ち着いてください！」

何がなんだから分からず固まっていた私だが、ふと、我に返り、二人を止めようと二人の間に入る

司「お姉様！」

嵐「Aちゃん…」

その場にいた全員は私の登場に驚いていた。が…

レオ「今日はレッスン終わりにしよう。」

その一声でみんな重い空気で片付けを始めた。

瀬名「チッ」

瀬名先輩の軽い舌打ちが聞こえた

嵐「Aちゃん、折角来てくれたのにごめんなさいね…」

A「いえ…」

それよりも凛月…

凛月をチラッと見ると俯いて服を強く握っていた。

…唇を噛み締めて…

しかしやがて…

「頭…冷やしてくる…」

と、言うとレッスン室から出て行った

A「凛月！」

私の伸ばした手…声は凛月には届かなかったようだ…

私は伸ばした手を見つめ、胸に当てた

嵐「凛月ちゃん…どうしちゃったのかしら…？」

レオ「…」

二人はちらちらと瀬名先輩を見ながら困ったように話し合う。

私は凛月を追いかけようとしたが、

司「お姉様…少々時間をいただいても構いませんか…？」

レオ「…」

瀬名「…」

嵐「司ちゃん…」

私は「分かった…」っと頷いた。