25話 ページ28
あ「先輩・・・。」
御「?」
あ「先輩、俺の兄に似てる・・・。」
御「!?」
あ「さっき言ってくれた言葉があまりにも兄が言ってくれた言葉に似ていて・・・。」
御「そ、そうなんだ・・・///お前、お兄さんがいたんだー。」
あ「はい。」
御「で、俺の言葉がお前の兄に似ていたと?」
あ「はい。・・・二年前、交通事故にあって右肩を故障したときに兄が励ましてくれたんです。」
御「事故か・・・。怪我はもう大丈夫?」
あ「大丈夫です。ですが、利き手を故障してしまったので、ピッチャーを諦めました・・・。」
御「・・・!?(元々ピッチャーだったんだ・・・。)
あ「俺はもう野球をやる意味はないと思って、諦めようとしたときに・・・。」
御「兄が?」
あ「はい。それから俺は毎日のリハビリに耐え、利き手を右から左に変え、ピッチャーからバッターに転換しました。今使ってるグローブは実は兄のなんですよ。」
御「へぇー。じゃあお兄さんも野球やってるんだ。」
あ「昔・・・です。」
Aが下を向いた。
あ「兄も二年前の事故で左足を故障してしまって・・・。兄の怪我は重傷だったので野球をやめました。」
御「・・・・・・。」
あ「だから、俺頑張ります。兄のぶんまで!」
Aが拳を力強く握った。
御「ふふ・・・、ふはははは!!」
あ「な、何がおかしいんですか!!?」
御「おかしくねぇーよ。けど・・・。」
あ「けど?」
御「兄のぶんまでって言うより、自分のためにやれ。ここは甘くないぞ。」
あ「・・・。」
御「(そう、ここは野球の戦場・・・。そう簡単にはレギュラーにはなれないんだよ。)」
あ「・・・先輩。」
御「ん?」
あ「・・・俺の名前はお前じゃなく、雅真Aです。」
御「・・・。」
あ「・・・。」
御「ははは、そうか。俺は先、部屋に戻ってる。じゃあな、A。」
あ「なっ///!?」
何なんだ、あの先輩・・・。
本当、よく分からない先輩だな。
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こんにちわー。サクサクです。
書いてしまったんですが、少し解釈を・・・。
本文に、「ピッチャーからバッターに転換」というところがありますが、主人公さんはピッチャーをやめたので、バッティングを極めるという意味です。
まぁ、簡単に言えばどんな球でも打つということですかね・・・。
守備もちゃんとこなしますよ!
本当、文章能力無いですね・・・(ノД`)
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サクサク(プロフ) - まじか!いつの間に100000超えてたー!!皆さんのお陰ですなー! (2015年1月5日 19時) (レス) id: 48de9e3bff (このIDを非表示/違反報告)
サクサク(プロフ) - エーリンさん» ありがとう!頑張るぜ! (2014年12月7日 7時) (レス) id: 3b3fd76f30 (このIDを非表示/違反報告)
エーリン - 倉持さんとの絡みが面白いです!!これからも応援するぜ!ヒャハハ!! (2014年12月6日 23時) (レス) id: 6113288b8e (このIDを非表示/違反報告)
サクサク(プロフ) - ありがとうございます!!頑張りますよー(。・ ω<)ゞ (2014年3月19日 20時) (レス) id: c4801f3c30 (このIDを非表示/違反報告)
ふぅ - おもしろかったです!これからも楽しみにしてます! (2014年3月19日 19時) (携帯から) (レス) id: e24a4b31af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サクサク | 作者ホームページ:
作成日時:2013年11月10日 22時