【ダイヤのA】青道の最強バッター

１１話 ページ13

〜―時間目 体育〜

先「今日は初めの授業だから、ドッジボールをやるぞー！」


でた。ドッジボール・・・。体育で絶対一度はやるスポーツだ。

まぁ、野球やってる俺らは強そうって見られるけど、俺あんま好きじゃないんだよね・・・。

ボールの大きさ違うし、素手で捕るの痛いし・・・。

でも、あの剛速球を当てられた方が痛いか・・・。

当たんなければいいんだし・・・。でもめんどいから外野行こー。

ク１「外野、誰行く？」

あ「あー、俺行くよ。」

栄「じゃあ、Aが行くんだったら俺も！！」

ク１「そんな外野に野球部が行ったら内野が弱くなる。沢村はのこれ。」

あ「俺もその意見に賛成。」

栄「なっ！・・・分かったよ。」

あ「頑張ってねー。栄純！！」

栄「内野は俺１人で十分さ！！ガハハハハ！！」

はは・・・。さすが栄純。

ク２「早く始めるぞー！」

ク全「おおー！！」



―途中経過―

今んところ、両チーム同じくらいの人が残っている。

ボールは内野で回されており、外野は特にすることがなかった。

あ「暇・・・。」

ク３「ボールが外野に飛んだぞー！！」

へ！？

Aの目の前にボールが迫っていた。

俺はすぐに顔の前に手を構え剛速球を止めた。




シュルルル・・・。

あ「・・・痛っ。」

さてと、今ボールは俺の手元にある。

むやみに投げて相手に取られたら大変だ・・・。

なので、俺は向かい側の外野の奴に向けてボールを放った。


綺麗に弧を描いたボールは向かい側の奴に届きすぐにパスをした。


名づけて「トライアングル作戦」。

こうすることで相手は、外野がいつボールを投げるか予想しづらくなる。


そして、逃げ遅れた奴を＿＿＿＿＿＿仕留める。


そして更に敵の足にボールが当たり転がってきたボールを素早く拾い投げる。という作戦だ。

その作戦のおかげでたったの数分で３人を仕留めることができた。

あ「次は誰にしよっかな〜。」

俺は周囲を見渡した。

あ「(あのひょろでいいや。)」

俺はひょろい奴に７割の力でボールを投げた。

＿＿＿＿＿油断していた・・・。そいつは強豪校のハンドボール部の元エース(中学生時代)だった事を・・・。

そいつは抱え込むようにして受け止め剛速球を内野に送り込んだ。

ヤバっ！！あいつのボール半端じゃない！！

内野の奴は必死に避けていたが、１人、２人と内野から消えていった。






文字数が・・。次に書きます。

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