１話 ページ2
カチャカチャ＿＿
静かな部屋の中からキーボードを打つ音が聞こえる。
そして、
あ「ハア・・・。」
っと大きなため息も聞こえた。
あ「皆、受験勉強で忙しいのか・・・。」
最近、友達から一通も返事が来ていない。
今は１２月の後半。
総仕上げの時だ。
しかし、Aは暇だった。
あ「推薦って楽だなー。」
自分は高校から推薦されたので
別に受験勉強なんてこれっぽっちもしていなかった。
そのため、毎日暇で週に２日の塾と
週３回のシニア野球が待ちどうしくて仕方がない。
あ「暇だー！」
今日は何にもない日なので
学校から帰ってずっとパソコンをしていた。
その時、一階から電話の呼び出し音が聞こえた。
きっと祖母が取ってくれるだろう。
さて、次は何をするか＿＿。
来年行く高校のことでも調べようかな＿＿。
Aがキーボードを打とうとした、その時＿＿
おば「Aー。沢村くんから電話よー。」
栄純？珍しいな＿＿。
電話するならスマホに電話すればいいのに＿＿。
まっ、栄純らしいけど。
あ「分かった。今行く。」
そして、私は一階に降りて受話器を取った。
あ「もしも＿＿栄「よっ！俺だ！俺俺！」
何！？オレオレ詐欺ですか＿＿？
あ「名前ぐらい言いなよ・・・。」
栄「あっ、忘れてた！アハハハハ！！」
・・・。the、天然。
あ「で、要件は？」
栄「Aってどこの高校行くんだ？」
あ「教えなーい。でも推薦だよ。」
栄「そっか・・・。お前野球うまいもんな。」
どうしたんだろう・・・。なんか元気ない・・・。
あ「どうかしたの？」
栄「あのな・・・。」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
あ「そっか・・・。中学校の仲間と同じ高校に行くか、
野球の強豪校に推薦で行くか悩んでるんだ・・・。」
栄「ああ・・・。一回体験に行ったんだけど、
設備もいいしはっきり言って行ってみたいと思った。
けど、俺が「高校でも皆で野球やろう！」
って強引に言ったんだ・・・。
今更遅いよな・・・。」
あ「そんなことないと思う。」
栄「！？」
あ「自分が行きたい所に行けばいい。
人生は一回しかないんだから
自分が悔いの残らない方を選べばいいと思う。」
栄「そんなこと言ったってよ・・・。」
あ「皆、推薦の話知ってるんでしょ？
皆分かってるよ。
栄純の気持ち。」
すみません。いい所なんですけど文字数が＿。
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サクサク(プロフ) - まじか！いつの間に100000超えてたー!!皆さんのお陰ですなー！ (2015年1月5日 19時) (
レス) id: 48de9e3bff (このIDを非表示/違反報告)
サクサク(プロフ) - エーリンさん» ありがとう！頑張るぜ！ (2014年12月7日 7時) (レス) id: 3b3fd76f30 (このIDを非表示/違反報告)
エーリン - 倉持さんとの絡みが面白いです！！これからも応援するぜ！ヒャハハ！！ (2014年12月6日 23時) (レス) id: 6113288b8e (このIDを非表示/違反報告)
サクサク(プロフ) - ありがとうございます！！頑張りますよー(｡･ ω<)ゞ (2014年3月19日 20時) (レス) id: c4801f3c30 (このIDを非表示/違反報告)
ふぅ - おもしろかったです！これからも楽しみにしてます！ (2014年3月19日 19時) (携帯から) (レス) id: e24a4b31af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サクサク | 作者ホームページ：
作成日時：2013年11月10日 22時
