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あぁ・・・・眠い。
ここは・・・・・どこだ・・・?
俺は・・・・
そのとき
柔らかい感触が自分の唇に触れた。
すると眠くて開けられなかったまぶたが大きく開いた。
女だ。
視界に入ったのは長い黒髪の女。
徐々に記憶が戻ってくる。
「テメェ、俺に何した。」
驚いたのか、その女は肩を一瞬縮めた。
だが俺の質問には答えず、無言で走っていった。
「おいっ!待て!」
叫んだが、立ち止まらずポツンと立つ一軒家に入っていった。
仕方なくその場で立ち上がる。
「・・・・傷だらけだったはず・・・・」
そうだ。
俺は、過酷な訓練で力尽きたはず。
ふと自分の手を見る。
傷だらけで血が出ていたはずの手は
綺麗に何もなかったように戻っている。
「・・・・・アイツ・・・。」
一軒家のドアの前に行く。
「おい。女!」
大きな声で叫ぶ。
「お前、名前は何ていうんだ?」
何も帰ってこない。
「また来る。」
そう叫んで俺は暗い森に消えた。
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アヤノ - 凄くよかったです 面白かった (2015年7月30日 10時) (レス) id: 9a66c78b13 (このIDを非表示/違反報告)
礼華 - この小説大好きだー!!更新頑張ってくださいね! (2014年12月16日 21時) (レス) id: d3e9e3a7d5 (このIDを非表示/違反報告)
晴 - なにこれ!?すばらしいですねカゲ★ロが多少入っていてもすごく俺得なのでたのしみです♪ (2014年7月4日 22時) (レス) id: bf534519ba (このIDを非表示/違反報告)
不完全変態(プロフ) - メデューサとメドゥーサってどっちでもいいんじゃないの?なに言いたいの? カゲプロも進撃もどっちも大好きです!!!主さん頑張ってください!! (2014年7月2日 17時) (レス) id: 15f7139664 (このIDを非表示/違反報告)
閃光の舞姫(プロフ) - メドゥーサ好きです!これからも頑張ってくださいヾ(@⌒ー⌒@)ノ (2014年6月30日 22時) (レス) id: 670a39d45c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:脊椎動物 | 作成日時:2013年9月23日 13時