旅行 2日目迷子編 03 北 ページ49
不安だったせいか
藤ヶ谷の足に必死に
しがみついていた。
「みちゅっ!あぁ〜良かった〜本当に良かった!怖かったね。」
ナデナデ、ナデナデ
フニュ
スリスリ、スリスリ
頭と背中を撫でられ安心し
抱きつき、しがみついていた足に
顔をスリスリしていた。
「ごめんなしゃい……。ごめんなしゃい……。ごめんなしゃい……。」
そして、
何度も何度も謝った。
だって……走って来た藤ヶ谷
物凄い心配している顔をしていたから……
きっとスゲー心配掛けちゃった筈……
他のメンバーにも……。
「あっ!俺、見つかったから安心して!部屋の前に居たんだよ。スゲー不安そうな泣きそうな顔して待ってた。そんで、何度も何度も謝ってるの。だから、怒らないでやって。あぁ〜後、みんなにも連絡して貰っていい?うん、ありがとう渉。」
俺の背中を撫でながら
まだ、ホテル内を探しているであろう
みんなに見つけた事を報告する為に
よこーマリアに電話をしていた。
ナデナデ、ナデナデ
フニュっ
スリスリ、スリスリ
「危ないし、みんなが心配するから、もう1人で行っちゃ駄目だよ。何処かに行く時には誰かと一緒に行こうね。」
優しい優しい声が頭の上から聞こえて来る。
「……うん。」
やっと出会えたのが、嬉しくて
また、足に顔をスリスリとしていると
「みちゅ……あの、うん。言ってもわからないと思うんだけれど……その……丁度、頭が当たってて……あんまりスリスリされると硬く……ってわかんないよな、うん。何でもない。」
あっ!そういや……
さっきから頭上でフニュってなってたのは……
藤ヶ谷の藤ヶ谷さんが……
頭に……当たっていたのか……
そう思うと急に頭上を意識してしまい……
動きが止まる……俺。
やっちゃったな……
心なしか始めよりも
少し硬くなってきているような気もするし……
かと言って謝るのもなぁ……
こりゃ、どうしたものか?
「……みちゅ、少し落ち着いた?じゃあ、抱っこしてあげる。」
おぉ〜〜その手があったか!
俺が頷くと素早く抱き上げたものの……
フニュっ
バンっ
「うっっ。」
丁度、足がソコを蹴るようになってしまい
まさかの二次災害……
あっ!ごめん……
今の痛いよな……
「あっははは……大丈夫。うん。大丈夫!よしっ、みんなと合流しよう。」
俺にでなく、自分に言い聞かせるような
台詞を吐いていた。
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めぁりぃ(プロフ) - はちはちはちさん» ありがとうございますm(_ _)m長編の予定ですので、最後までお付き合い頂けたら嬉しいです(*^^*) (2015年12月6日 23時) (レス) id: 555cb08da2 (このIDを非表示/違反報告)
はちはちはち(プロフ) - みちゅ可愛すぎるー!!このお話大好きです(*´∇`*)みちゅの大事なところ太輔にピンピンされるとこ可愛すぎてて、面白くて爆笑しました(^^)これからも応援してます! (2015年12月2日 22時) (レス) id: 8e93513721 (このIDを非表示/違反報告)
めぁりぃ(プロフ) - たまちゃんさん» かなり大慌てしたと思いますよ!地味にかなり痛い筈ですよね……^_^; (2015年11月14日 22時) (レス) id: 555cb08da2 (このIDを非表示/違反報告)
めぁりぃ(プロフ) - クララさん» 無事に発見されて良かったですよね〜〜(*^^*)太輔くんのが触れちゃうハプニングもありましたが、順調に近付けてるようです(≧∇≦) (2015年11月14日 22時) (レス) id: 555cb08da2 (このIDを非表示/違反報告)
たまちゃん(プロフ) - みちゅの迷子みんなあせっただろうね〜。しかしみちゅ太ちゃんの太ちゃんけっちゃうとは、地味にいたかったろうね〜 (2015年11月13日 14時) (レス) id: 2d7a749a0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めぁりぃ | 作成日時:2015年8月3日 11時