中身は30歳、体は3歳 ちっさいおっさん奮闘記

お泊まり会 03 北 ページ10

んっっ〜〜あぁ〜
見慣れない天井だ。
楽屋じゃない。
俺は、何処にいるんだっけ？




あぁ〜〜そうだった
ここは、よーこさん宅のリビング
ソファーでテレビ見てたら寝ちまったんだ。




寝たら、またおじさんと夢で
会えるかと思っていたのに
夢すら見なかったな〜〜





おっ何やら、あっちから声が聞こえて来たぞ。




T「みちゅは、絶対にミツだと思う。ホクロの位置も傷の位置も一緒だったもん。抱っこしてる時に、ちゃんと確認した。」




Y「俺もミツで、間違いないと思う。何が食べたいのかを聞いたら即答で、しょうが焼きってミツの好きなの言ってた。あんな小さい子が食べるもんじゃないから驚いたけれど、多分、ミツの記憶が残ってるんだと思う。」




メンバー達が、会議をしている。
これは、まだ起きない方がいいやつだな〜
って、しょうが焼きは、
やっぱりダメだったのか……。




S「俺もミツだと思う。みちゅさぁ〜ミツの携帯を持って来て遊んでた。だから、自分の携帯の記憶が残ってたんだよ〜〜」





記憶が残ってたって事になってるのは
俺にとっては、好都合。
多少のボロは、記憶のせいになる。





2「んじゃ元に戻るまでは、よーこさんのとこにいる感じ？」




S「俺らも、泊まりに来て面倒みたい〜〜」




F「家に連れて帰りたいとこだけど、ご飯の事を考えると、渉のとこにいるのが1番いいのかもな〜。勿論、頻繁に面倒を見に来るよ。」




そんで、俺を誰が引き取るかの会議か〜〜
よーこさんのとこに居るに俺も1票。
せっかくなら美味しいものが、食べたい〜




T「俺も、連れて帰りたいとこだけどガヤと同じで渉のとこが1番いい気がする。」




Y「わかった。みちゅは、家で預かる事にするよ。皆んなも自由に泊まりに来て、みちゅもその方が嬉しいだろうから。」




おっ、話しもまとまったみたいだから
起きるタイミングは、今だな。




K「ゔぅ〜〜ん、ゔぅ〜〜ん。」




身体を起き上がらせて
目を擦りながらキョロキョロしてみる。
これで、みちゅ起きましたアピールの完成。




M「あっ、みちゅが起きた。うわぁ〜〜あの動き小動物みたい〜。ミツの寝顔も天使だけど、みちゅは、プリティーエンジェル〜〜」




Y「宮っち、早速写真を撮って待ち受けにしてたもんね。」




T「おぃっお前、みちゅに変なアニメとか見せんなよ。悪影響だから。」




タマ〜〜寝ている間に
母性に益々磨きがかかってる〜〜

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