中身は30歳、体は3歳 ちっさいおっさん奮闘記

旅行 海遊び編 01 北 ページ29

タママの声がして直ぐに
予約をしていた温泉宿に到着。




部屋と部屋が全て離れにあり
露天風呂とに庭が各部屋に付いている
前々から、行きたいと思っていた温泉宿。




Webで見たよりも純和風の素敵な佇まい。




うわぁ〜〜スッゲ〜〜
温泉楽しみ〜〜




M「みちゅ、驚いちゃった？でも、舌を噛んだら危ないからお口をチャックしておこうか。」




あっ、やべ〜〜
思っていたよりも大きくて驚きのあまりに
口が開いたままだったみたい……。




お口をチャックだな、オッケー、オッケー！





入口に車を着けて荷物と一緒に降ろされる
車から見るよりも、更に大きく見える建物。




んっ？
あっ、違う建物が大きいんじゃなくて
俺が小さくなったから思っていたよりも
大きく感じるのか……。




3歳児の余波がこんなとこにも出るなんて……
ゔぅ〜〜
でも、
素敵な場所な事には変わりねーしな。
せっかく来たんだなら、満喫するぞ〜〜！




ヒョイっ



誰かに後ろから抱き上げられて
ロービへと荷物と一緒に移動させられる。




クンクン、クンクン




この匂いは、母の香り。
タママが俺を抱っこして運んで
くれているようだ。




そして、
いち早く受付に行き全ての手続きを
サッサと済ませていた、よこーマリア。
さっすが〜〜




Y「受付済ませたから、部屋に行くぞ〜〜。って、ロービだから静かにしろよ、特にニカと健永。」





はいっ、出ました〜
よこーブラックマリア！





2「おうっ、任せろって！なぁ〜〜千賀〜。」





S「大丈夫〜〜大人だかね〜〜。」




ワチャワチャ




その返事がもう煩くしている事に
気付いていないバカ共……




K「にきゃとケンちゃ、うるしゃい。」




よこーマリアに怒られる前に注意してやった。
ったく、しょうがねー奴等だな！




って、あっ！
ついつい、癖で注意しちゃったよ……
良かった〜〜
名前は、ちゃんとあだ名で呼んでた
あっぶね〜〜




Y「みちゅ代わりに言ってくれて、ありがとう。良かったな2人共、俺に怒られなくて。」




「気をつけます〜〜。」




軽い…お前ら……大して反省してねだろ〜〜




荷物を持ってみんなで大移動を始めるも
結局、部屋が近くにつれて
ワチャワチャし目の前まで来た時には




S「早く〜〜早く〜〜開けて、開けて！」




2「離れとかスゲー豪華〜〜。騒いでも大丈夫じゃん〜〜。」




M「露天風呂と庭とか更にテンション上がる〜」





結果、大騒ぎ……。

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