太輔くんの妄想爆走日記

お付き合い編 06 藤 ページ39

そそくさと次の仕事へと
向かった宏光。




ここが楽屋じゃなかったら、
お邪魔虫ブラザーズがいなければ、



仕事頑張ってねのチューして
いってらっしゃいのチューして
離れちゃうからチューして
何かと理由をつけて、
チューしまくりたかったのに〜〜〜




でも、
秘密の花園の俺たちには、許されない事
はぁぁ……解禁はいつになるの〜〜
ミニミニ太輔達が
ルンルン・ランランとスキップしてるうちに
発表したい〜〜〜
大きくなってグレでもしたら大変〜〜




っと、今日も何時も通りに妄想も絶好調だし




さて、さて、
宏光も次のお仕事に向かった事だし俺は、



お家に帰って
ドライブデートの準備して

宏光からの連絡を待ちながら
ドライブデートの準備して

ミッション・イン・太輔の
シミュレーションをしながら
ドライブデートの準備しよ〜〜〜と。




んっふふふ〜〜〜
初めての本当に本当の本気のおデート〜〜




気分は、最・高・調で絶・好・調。




今までの俺が勝手にデートと称してた
名ばかりのデートじゃない
正真正銘のドライブデート〜〜〜




ワクワク、ドキドキ、キュンキュン
どれが今の気分にマッチングしてるのか
わからないくらいに
心臓が大忙しで活動中〜〜〜




そして、
家に帰って来てからソワソワ・ソワソワと
口で言いながら1時間が経過




宏光まだかな？
早く連絡来ないかな〜〜
う〜〜ん、待ちきれない〜〜



よしっ、決めた！



行っちゃう？ビュンビュン
行っちゃえ？ビュンビュン
乗っちゃえ〜〜ビュンビュンビュン〜



そうと決めたら




愛車の鍵を持ち、
朝とは違う服に着替えて
帽子を深めに被り、伊達メガネも装着。





僅か10分程で
ドライブデートの準備完了〜〜




では、
宏光が俺を待っててくれてると
勝手に思い込んでいる
お仕事先の駐車場へとLet's go 〜go〜ゴ〜〜




車内では、何時ものBGM
宏光のソロ曲&2人の曲が
エンドレスリピートされている。




バラードがしっとりと流れているとは
思えない程ノリノリな俺は、
間も無く駐車場へと到着する。




そこへ、
愛しの可愛い俺だけの宏光から
ドライブデートを
待ちに待ち過ぎて勝手に来てしまった俺へ
連絡が入った。




終わった〜今から着替える。




駐車場に着いた〜




えっ？早っ！




待てなくて来ちゃった〜




嬉しい〜〜の返信は？
ないの？無し？あれ・アレ？



今から出る〜




そこには触れずに華麗なるスルー
もう〜〜恥ずかしがり屋さん。

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