太輔くんの妄想爆走日記

FIRE!!!編 10 藤 ページ24

先に北山を座らせてから
また、自然を装いソファーの隣に座る。




そして、
お互いに書いてきた歌詞を見せ合っている。




北山の書いてきた歌詞を見つつも
俺の歌詞を真剣に眺める北山の姿を
盗み見をしている俺。




トレンチコートに身を包み
気分は、スッカリ
ハードボイルドな探偵気分〜〜〜〜




依頼者の太輔くんの為に
俺は、しっかり君を偵察させてもらうよ。





可愛い北山は、勿論大好き〜〜〜〜
でも、真剣な顔の北山は大・好・物〜〜〜





しかも、
俺からの歌詞と言う名のラブレターを
真剣に読んでる姿を見逃したくありません〜〜





どう？どう？俺からのラブレターは？
キュンキュンしてくれてる？





探偵さん〜〜〜〜
あのラブレターを読んだ
北山は、どんな様子ですか？





そして、
北山が真剣に眺めているのをいい事に
ジリジリと気付かれないように
2人の間にあった隙間を埋めていく。





このさじ加減が結構大事で難しい〜〜〜〜
近づき過ぎず、遠すぎず
何かがあれば、
腕が自然にぶつかる距離がベスト〜〜〜〜





何かよっ、起これ！来いっハプンニグ！
俺の腕と北山の腕よくっつけ〜〜〜〜





これは一層の事、
北山の得意なめり込み技を屈指して
お互いの腕に磁石をめり込ませるか？
そうすれば、何処にいても自然に
引き合わせられちゃう〜〜〜〜〜〜




まさに、俺の理想そのもの。





K「藤ヶ谷の歌詞、始めっから妖艶な感じだな〜〜男の俺でもゾクゾクしちゃった。」





うん、うん。歌詞を見てくれた感想？
聞く、聞く〜〜〜〜〜





そりゃそうだよ〜〜
北山へ向けた歌詞だもん〜〜〜〜
俺は今、それを聞いてゾクゾクしてる〜〜〜




でっ北山からのラブレターは、



「早くKiss me？」〜〜〜〜 this way.



(早くキスしてから始まってる〜〜〜〜えっ？いいの？煽られてる〜〜みんなの前で？毎公演キスとかヤバい〜〜あっキスまで数センチか。チィッでも、お顔を近付けていいのか〜〜)




誰だっていいさ〜〜〜〜Get a girl



(目が合えば落ちるとか〜〜クッソ〜誘惑女め〜〜。俺は、目が合わなくても北山に落ちてるよ。だから、俺だけ見てて。)




F「北山の方も、煽ってる感じがセクシーでドキドキした。この感じだと、ダンスは妖艶でセクシーなのだよね〜でも、カッコ良く絡んでみちゃう？」




せっかくのラブレターに
誘惑女さえ出てこなければ。




あくまでも自然にさりげなく
自分の願望をぶっこんで提案した。

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